第1188 2025/12/22
強化練習期間開始!
~今年を締めくくる走り~
福島大学陸上競技部では強化練習期間が12月20日(土)から始まりました。それぞれが目標や課題を意識しながら、日々の練習に向き合っています。これから始まる二部練習に、学生たちはどんな思いで取り組んでいるのでしょうか。それでは早速、3名の学生に話を聞いてみましょう!
始めに、3年の進藤に話を聞きました。
強化練習期間の意気込みをお願いします!

進藤「今年の強化練習期間では、長めの一部練習と二部練習3日間が行われます。この週末で一部練習も終わり、残りの強化練習は二部練習のみになりました。二部練習が今年最後の練習になるので、学びのある練習にできるように考えながら取り組んでいきたいです!」

学びのある練習環境を作っていきましょう!
強化練習期間で大切にしていることはありますか?

「年内の練習は、私にとっては皆と練習する貴重な機会でもあります。他のブロックと練習することで、多くのことを吸収し、自分の競技に繋げていきます。たくさん食べて、たくさん練習して、しっかり休んで丈夫な体作りも頑張ります。3年生としてみんなの様子を見ながら、チーム全体にいい影響を与えられるよう頑張りたいです!」

丈夫な体作りに努めていきましょう!
ありがとうございました!

キャプテンとしてチームを支える!
(左が進藤)



更に向こうへ!Plus Ultra!
次に、2年の佐藤(雷)に話を聞きました!
強化練習期間が始まりましたが、どうですか?

佐藤(雷) 「1日目を終えた感想としては、まずはホッとしているということです。いつもより少しですが長く練習をするなかで、めまぐるしく変化するこの世の中から切り離された、私たちだけの空間で、私たちだけの時間が流れました。私は、この空間でこのような時間をこの仲間たちと過ごせたことで、ホコリを持って家に帰りました」

誇りが多くある競技場と仲間たちなのですね!

「特に、ウエイトルームには多くありました。練習後の大掃除で、男子ウエイトを掃除したのですが、そこには多くのホコリがありました。そのホコリを、責任とホコリを持って掃除させて頂きました。角の方向に歩行していくとホコリがあったり、ベルトにはほころびがあったりしました。そのホコリに対する矛先の方向を練習に向けて、誇りを持った福大生としてシーズンに向けて頑張ります」

強化練習期間頑張ってください!
ありがとうございました!
最後に、1年の長瀬に話を聞きました!
強化練習期間が始まりましたがどうですか?

長瀬「大学生になって初めての強化練習の期間に入りました。この時期に長時間競技に取り組むことは久しぶりなので、時間を無駄にすることなく、少しでも自分の成長に繋げていきたいです」

練習を通して弱みを強みに変えていきましょう!

「長時間練習を行うことはその分体にダメージが来るので、ケアの部分でいつも以上に入念に行うことを心がけていきたいです。12月に入って体調を崩すことが増えてきているので、体調管理もしっかりして2025年を終えたいと思います」

元気に残りの練習を駆け抜けましょう!
ありがとうございました!

仲良しの中長ブロック!
(右から2番目が長瀬)
卒業論文実験
~実験を通して見えたこと~
大学生活4年の集大成である卒業研究。福島大学陸上競技部の4年生も日々研究に取り組んでいます。その中で1~3年生が先輩方の実験に協力しました。皆さんはどのような実験をしているのでしょうか。早速、話を聞いてみましょう!
始めに、3年の菅原に話を聞きました。
実験のお手伝いをしてみてどうでしたか?

菅原「僕は齋藤・キング馬狼・大泰旧主将の、『上肢エルゴメーターを用いたタバタトレーニングのエネルギー代謝』というテーマの実験に参加させていただきました。タバタトレーニングといえば、全身を使って追い込むイメージが強かったのですが、今回は腕(上肢)だけで行うという内容でした。この研究は足などの怪我で走れない陸上競技選手が、復帰に向けて体力を維持するための手段を検討するものだと聞き、とても意義のある研究だと感じました!」

怪我をしている選手にピッタリのトレーニングですね!
実際にタバタトレーニングをしてみて、どうでしたか?

「20秒の全力運動と10秒の休息を8セット繰り返したのですが、腕だけでも心拍数がかなり上がり、息が切れました。実験では呼吸代謝測定装置をつけて酸素摂取量を測ったのですが、自分の体がどれくらい酸素借を作っているのかを数値で出すのが面白かったです。腕の運動でも、全身で行うトレーニングと同じようにエネルギーを限界まで出し切れるのか、その結果がすごく気になりますね!」

大泰さんの研究結果、私たちもぜひ参考にしたいです!
ありがとうございました!

キングのために!

先輩のデータをもとにさらに進化!
次に、2年の小野に話を聞きました!
どんな卒業論文実験に参加しましたか?

小野「郷右近さんの、『100m走における加速局面の視線の違いが走動作に与える影響』というテーマの実験に参加させていただきました。クラウチングスタートから、①足元に視線を置いて走る②斜め40度に視線を置いて走るという2条件で、タイムやビデオを撮るという内容でした。走っている時の視線の位置についてはあまり考えたことがなかったので、新鮮な気持ちで試技を行いました。視線の位置によってタイムや動きに影響するのか、とても気になるので結果が楽しみです!」

視線の位置による走動作への影響、とても興味深いですね!
他に参加した実験はありますか?

「福嶋さんの、『女子100mハードル走におけるアプローチ動作とパフォーマンスの関係』というテーマの実験に参加させていただきました。クラウチングスタートから1台目までのピッチやストライドを測るという内容でした。自分の専門種目ですし、アプローチ区間の動きがタイムにどう関わるのか関心があるので、福嶋さんの発表をしっかり聞いて、今後に活かしたいです。先輩方の卒業論文に少しでも関わることができて嬉しかったです!」

自分の競技に関する研究はワクワクしますね!
発表会を楽しみに待ちましょう!
ありがとうございました!
最後に、1年の丹治に話を聞きました!
卒業論文実験はいかがでしたか?

丹治「私は猪瀨さんの卒業論文実験のお手伝いをさせていただきました。猪瀨さんの卒業論文実験の内容は、Fast-SSC能力とSlow-SSC能力の特性が短距離にどのようにはたらくかというものでした。初めて聞く言葉だったので調べてみたところ、Fast-SSC能力とSlow-SSC能力は、短距離パフォーマンスにおいて両方がうまくバランスよく働くことが大切だとわかりました」

実際にやってみてどんなことを学ぶことができましたか?

「私は実際に短距離選手でもあるため、猪瀨さんの実験内容は興味深く感じました。特に、実験で用いられた3種類のジャンプは、どれも自分自身の練習で行っている動きであり、それぞれがFast-SSC能力やSlow-SSC能力の発揮にどのように関わっているかを意識しながら取り組むことができました。これを通して、自分の短距離パフォーマンス向上にもつながる知識を学ぶことができて、とても良い経験となりました」

良い経験となりましたね!
ありがとうございました!
イルミネーション
~冬の風物詩~
冬の訪れとともに、今年もキャンパスにイルミネーションが灯る季節となりました。今回は1年生のイルミネーション係4名が中心となり、飾り付けを行いました!果たして、今年はどのような光の演出が完成したのでしょうか。それで早速、話を聞いてみましょう!
1年の石代に話を聞いてみました!
イルミネーション係になってみてどうですか?

石代「今年も早くもイルミネーションを飾る季節になり、福島大学陸上競技場にもイルミネーションの飾りつけをしました。立候補メンバー趙さんを筆頭に男子4人が責任を持って飾りつけの職務にあたりました」

石代はリーダーとしての役割を全うしていましたね!

「準備は先輩方と装飾品を探しながら行い、昨年の話などを聞きながら準備でき、とても楽しい時間でした。また、凛さんからスペシャルドリンクをいただくこともできお得な気分も味わえました。今年の練習もあと1週間で終わってしまうので、しっかりと追い込みレストはイルミネーションで心を癒したいです」

イルミネーションを見ながら今年の走り納めをしましょう!
ありがとうございました!

イルミネーション係リーダーとしての威厳
 今年最後の更新でした!

今年も福島大学陸上競技部のホームページを見てくださった皆さん、2025シーズンもたくさんの応援ありがとうございました!

今回の1188号で今年の更新は最後でした。
次回の更新は、12月29日(月)が大学がお休みのため
1月5日(月)になります。
よろしくお願いします。

それでは皆さん、よいお年をお迎えください。
そして2026年も福島大学陸上競技部をよろしくお願いいたします。
(ホームページ委員一同)
編集後記
皆さん、良いお年を!!(菅原)

小さい頃は、サンタさん信じていませんでした。(大堀)

中長ブロックに入った覚えはありません。(沓澤)