第1020 2022/08/22
第49回 東北総合体育大会陸上競技大会
8月2(土)~8月21日(日)にかけて、新青森県総合運動公園陸上競技場(カクヒログループアスレチックスタジアム)にて、第49回東北総合体育大会陸上競技大会が開催されました。
1日目は、天候があまりすぐれない中でしたが、2日目は大会日和の天気となったそうです!
福島大学からは、9名の学生が出場し、たくさんの入賞が見受けられました!
それでは、今回素晴らしい活躍を見せた8名の学生に話を聞いてみましょう!
まず、福島県選抜として出場した4年生の佐々木(夢)に話を聞いてみましょう!

佐々木(夢)「走幅跳に出場し、5m38で8位でした。福島県選手権以来の試合でしたが、助走の課題は少しクリアできたように感じます。今までは出だしで浮き気味になり、スピードに乗ることができていませんでしたが、今回は出だしからしっかり加速し、スピード感のある助走をすることができました。ただ、助走と踏み切りのタイミングや角度が噛み合わず、今回は記録は伸ばすことができませんでした。記録も順位も納得できるものではない上、福島県に僅かにしか貢献できず悔しいです」

良い感覚をもてた試合となったのですね!

「全日本インカレには三段跳びで出場するので、今回の反省を踏まえるというよりは、しっかり切り替えをして、ベストパフォーマンスをしたいです。今回福島県に貢献できなかった分を含め、今まで応援してくださった方々に良い結果を報告できるように、今後の練習で更に自分を見つめ直していきたいと思います」

全日本インカレでのベストパフォーマンスに期待です!
ありがとうございました!

ダイナミックな跳躍!

全日本インカレでリベンジを!
続いて3年の青木に話を聞きました。
今回の試合はどうでしたか?

青木「僕は、今回個人種目で、400mと400mHに出場しました。400mは予選落ち、400mHは6位と、あまり良い結果を残すことはできませんでした。これまで組み立ててきたレースプラン通りの走りができず、全体的にスピードが上がらない大会となってしまいました」

悔しさが残る試合でしたね。
次回、良いレースにするためにはなにが必要だと思いますか?

「本来、大会はこれまでの練習の成果を発揮する場なので、このような発言はあまりよくないのですが、今大会で、数多くの課題が見つかりました。その中でも特に大きいのが、スピードの低下です。スピードが上がらなければ、400mでも、400mHでも、マイルリレーでも、良い走りをすることはできません。これまでより低いスピードを『普通』としてしまっているのが現状なので、しっかりとレーススピードを上げ、リラックスして速く走るようにしていきたいです。次の大会は、ずっと目指してきた全日本インカレなので、悔いが残らない走りができるように、残り少ない練習にも全力で取り組んでいきたいです」

全日本インカレで最高の結果を出すために練習頑張って下さい!
ありがとうございました!
次に3年の香川に話を聞きました。
今大会はどうでしたか?

香川「400mHに出場し、1'02"66で6着でした。全日本インカレ前の大会で自己ベストに近いタイムで走りたいと思っていたので悔しい結果となりました。しかし、レースを振り返ると、前半は加速してスピードに乗って楽に走ることができたので、前半の流れは今までより良かったと感じました。後半から最後までしっかりと走れる体力をつけ、ハードリングの課題を克服して、最高のコンディションで全日本インカレに臨みたいです」

全日本インカレに向けて、これからの練習も大切ですね!
マイルについてはどうでしたか?

「また、福島選抜のマイル決勝も走りました。福島県の高校生とマイルを組むのは初めてでしたが、福島県チームの代表としてバトンを繋ぐことができたので良い経験となりました。全日本インカレを想定して走ることができたので、この経験を活かして全日本インカレのマイルでベストを尽くすことができる走りをしたいです」

普段はない貴重な経験でしたね!
ありがとうございました!

ベストな走りへ!

貴重な機会になりました!
次に宮城県代表で出場した3年の上村(未)に話を聞いてみましょう!

上村(未)「今回、東北総体で400mHと宮城県の選抜マイルに出場させていただきました。400mHは1'01"71で4位でした。課題の1つとしていた1台目までの入りで体をすぐに起こさず、徐々に上げていくことを初めて試合で出来ました。また、5台目までを力まずに走ることができたこと、7〜8台目の間をしっかり走り、直線で勝負ができる走りをすることが出来ました。ですが、10台目の直前で合わせてしまい、減速してしまったことが悔しかったです」

課題の1つを試合でクリア出来たことはとても大きいですね!
宮城県選抜としてマイルはどうでしたか?

「選抜マイルは、3'52"54で2位でした。決勝では2走を走らせてもらい、1着でバトンを繋ぐことが出来ました。競っていた相手も宮城の高校生チームだったので、絶対に負けないという気持ちで走ることが出来ました。予選では1周を同じようなスピードで走ってしまっていましたが、決勝では前半からしっかり前に出て走ることができ、メリハリのついた走りになったと感じました。次は後半の伸びをもっと良くし、バトンを繋げるようにしたいです!今回、3年ぶりに東北選手権が開催され、各県の様々な年代の方と走れる機会や自分が目指している場所を走っているような選手とも走れる貴重な場だと改めて感じました。試合で良かったところ、悪かったところ両方ともありますが、これで満足することなく、得た経験をしっかり全日本インカレに向けて活用出来るようにしたいです!」

全日本インカレにも期待です!
ありがとうございました!
続いて、2年の小泉に話を聞きました!
どのような試合になりましたか?

小泉「男子棒高跳に出場させていただき4m60で6位という結果でした。今回は高校ぶりの青森での試合となりました。
また、中学、高校の時のライバルと久しぶりに会うことができました。競技以外の面では、高校までお世話になった先生が選手として出場していたということもあり、行動をご一緒させていただき緊張が少ない状態で試合を迎えることができました」

入賞おめでとうございます!
試合の内容はどうでしたか?

「記録は自己ベストよりも程遠いものとなり、助走の1歩目の出方、助走、踏切が1本、1本異なり安定した跳躍に繋げることができませんでした。今回も感じた課題を改善できなければ、自己ベストも見えては来ないので、改善できるよう試合をよく振り返り、練習に取り組んでいきたいと思います」

今回の経験を上手く活かしていきたいですね!
ありがとうございました!

周囲の力も借りながら!

14秒台へ!
続いて福嶋に話を聞きました。

福嶋「今回、100mHに出場し15"28で8位でした。県選手権の時の14"81よりもタイムをあげることを目標としていましたが、大幅に下がってしまいとても悔しい結果となりました。改善点が多く見えたレースだったので練習でしっかり克服していきたいです

課題が多く見つかったようですね。
次の課題は何ですか?

「予選・決勝共にスタートから出遅れてしまい後半も追いつくことができなかったので、スタートから前に出れるようにしていきたいです。また、やはりまだ走力が足りず、インターバルのリズムを一定にして走ることができていないので、走力をつけて14秒台で安定して走れるようにしていきたいです」

一緒に課題を克服していきましょう!
ありがとうございました!
続いて、2年の木幡に話を聞いてみましょう!
今回の試合はどうでしたか?

木幡「砲丸投に出場し、11m80で8位入賞、自己ベストでした。1年振りに自己ベストを更新できたことには素直に嬉しさを感じています。ですが、内容としてはまだまだ課題が残るものとなりました。6投全てでベストパフォーマンスが発揮できるよう体力作りに励みたいと思います」

自己ベスト更新おめでとうございます!
今後の目標を教えてください!

「また、今シーズンの目標である12mが徐々に見えてきました。今大会の勢いを止めることなく9月の対校戦では12mを投げたいと思います。それまで、努力を怠らず日々の練習に励んでいきます。
初の青森県、とても大きな会場に圧倒されましたが充実した試合となりました!」


次の試合も楽しみです!
ありがとうございました。
続いて1年の菊池に話を聞きました。
今大会はどうでしたか?

菊池「東北総体は110mHに出場し、7位入賞でした。決勝のタイムは、14"69で納得のいくタイムではありませんでしたが、全力を尽くしてレースに臨むことができました」

今後の課題を教えて下さい!

「前半の1台目〜5台目までの加速が足りず、今回は先頭に置いていかれたレース展開だったので、スタートの反応の練習だったり、アプローチの練習を積み重ねていきたいです14"30をまずは切れるよう、少しずつレベルアップしていきたいです」

後半シーズンの自己ベスト更新に期待しています。
ありがとうございました!
第65回 東海陸上競技選手権大会
 8月20日(土)~8月21日(日)にかけて、三重県の三重交通Gスポーツの杜伊勢(県営総合陸上競技場)にて開催されました。
福島大学からは1名の学生が出場しました。さっそく話を聞いてみましょう!
始めに3年の林に話を聞いてみました。
東海選手権はどうでしたか?

林「私は400mH、400mに出場しました。400mHでは東海選手権で初めて4位に入賞することができました。レースとしては1〜3台目にかけての加速と7台目をポイントとしたスピードアップを課題としてレースに臨みました。後半のスピードアップは良かったと思いますが、全体の流れとしては納得できるものではありませんでした。台数ごとに流れが途切れないようにまた練習したいと思います」

入賞おめでとうございます!
今後の意気込みをお願いします。

「今大会は新型コロナウイルスの影響で欠場者が多い中、両日共に走り切ることができて良かったです。今後も大会はあるので、今回課題であったところを改善し、また体調管理をしつつ継続して練習を行い、記録を伸ばしていけるようにしたいです!」

後半シーズンも頑張っていきましょう!
ありがとうございました!

堂々の4位入賞!
全中の補助員をしてきました!
8月18日から8月21までの4日間、福島県のとうほう・みんなのスタジアムにて、第49回全日本中学校陸上競技選手権大会(以下 全中)が開催されました。福島大学陸上競技部からは約20名が補助員として参加し、選手や競技運営のサポートをさせていただきました!今回、参加した学生のうち2名に話を聞いて来ました。

1日目に虹が出ました!
まず、2年の田口に話を聞いてみました!
全中補助員をしてみてどうでしたか?

田口「今回僕は、主に跳躍種目の補助員を担当しました。初めての仕事も多く、また全国規模の大きな大会で補助員をしたことが初めてだったので慣れないことも多かったです。しかし、周りの方々の助けもあって無事に4日間仕事をやり通すことができたのではないかと思います」

選手たちの活躍を間近で見て、刺激になったのではないでしょうか!
今回特に印象に残っていることは何ですか?

「まず、好記録が出た時の会場の興奮です。今大会では新記録が多く出ていたように感じましたが、記録が塗り替えられる度にどよめきや拍手がたくさんありました。僕も彼らのように讃えられるような選手を目指したいと思いました。
また、補助員としての仕事をしている時に、選手から『ありがとうございます』と言われたことが嬉しかったです。とても貴重な、やりがいのある4日間でした!」


サポートお疲れ様でした!
ありがとうございました。
最後に、2年の利根川に話を聞きました。
補助員4日間お疲れ様でした!

利根川「ありがとうございます!僕はマーシャルという役割を担当し、競技が終わった選手達を誘導したり、声を発する応援の自粛やソーシャルディスタンスの確保などを観客の方々に要請したりするという仕事をしました。仕事はとても大変でしたが、選手達を間近で見ることができたので、やっていていて楽しかったです!」

選手を間近で見られるのはいいですね!
全中を見て何か感じたことなどはありましたか?

「全中を見ていて、最も感じたのは選手達の気持ちの強さです。僕が中長距離選手なので中長距離の話になりますが、800mや1500mを見ているとラストの粘りが効く選手がとても多いように思えました。また、終始先頭を引っ張って勝ち切る選手もたくさんいて、見ていて胸が熱くなりました。
そして、テレビに映りたいなと思いました笑
なので、僕もテレビに映れるくらい強い選手なろうと思います笑」


良い経験ができたようですね!
ありがとうございました。

笑顔で頑張りました!
(利根川は写真右)
編集後記

最近テレビで見たアンパンマンの映画で思わず泣いてしまいました!(川澄)

最近の中学生は大人っぽいですね。(千葉)

キーボード練習し始めました。(田口)

後半シーズンに向けて練習を頑張っていきたいです!(馬場)