第980号 2021/11/01
第39回全日本大学女子駅伝
10月31日(日)に第39回全日本大学女子駅伝が開催されました。福島大学陸上競技部からは、3名の学生が東北学連選抜チームに選出され、オープン参加で出場しました。
 
今回出場した3人の学生(左から大友、中島、斎藤)
 まず2年の齋藤に話を聞きました!
今回の試合はどうでしたか?

齋藤「今回、東北学連選抜の選手として参加してきました。出場するにあたって支えてくださった全ての方々に心から感謝しています。そして、自分にとっての初めての全国大会で、1区という重要な区間に起用していただけて本当に嬉しかったです。6.6kmは今まで経験した中で最長でした。区間が決まった直後やレース前は正直不安でしたが、スタート後は落ち着いていたと思います。飛ばしすぎず、ブレーキせず、少しでも先へ襷を繋ぐことと自分にとって収穫のあるレースになることを意識して走り切りました」

良い経験になりましたね!
より記録を高める為には何が必要だと思いますか?

 「今の自分の実力を出し切ることができたと思いますが、この結果に満足はしていません。チームで襷を繋ぐことの楽しさを感じたと同時に、全国のレベルの高さと自分の実力の無さを痛感しました。トップレベルの選手と環境の空気感や、ある程度の実力が無いとレースを楽しめないことも肌で感じました。これからは長い距離に対応していくことも視野に入れて、来年以降も出場することが出来るように課題の克服と冬季練習に励んでいきたいと思います。応援ありがとうございました」

来年の活躍を期待しています!
ありがとうございました!
 次に3年の中島に話を聞きました!
今回の駅伝はどうでしたか?

中島「今回、私は4区を走らせていただきました。4区は強風が心配でしたが、当日風はあまりなく、走りやすい気候でした。また、アップダウンが多い区間でしたが、リラックスする箇所とそうでない箇所で上手く切り替えて走ることが出来たと思います。
今回、第39回全日本女子大学駅伝に東北学連選抜として参加したことを通して、色々な面で貴重な経験をさせていただいたと強く実感しています」


対応力の高さが見えましたね!
これからの抱負をお願いします!

「福島大学のユニフォームを背負い、走らせていただいたことや支えて下さった方々にとても感謝しています。この気持ちを忘れず、今後の練習に取り組んでいきたいと思います。そして、来年のシーズンでは自己ベストを大きく更新出来るように、冬季の練習に励みたいと思います。応援していただき本当にありがとうございました」

これからも練習頑張ってください!
ありがとうございました!
 最後は1年の大友に話を聞きました!
駅伝を走り終えた感想をお願いします!

大友「私は5区の9.2kmの最長区間で、今まで走ったことのない距離に不安もありましたが、本番は楽しみながら走ることができました!残念ながら、東北学連選抜として最後まで襷を繋ぐことはできませんでしたが、何度も福島大学がんばれ!という声をいただき、この大会を走ることができて本当に良かったです。開催に携わった方々、日々ご指導いただいた先生方、応援してくださったみなさんに感謝の気持ちを持って走らせていただきました。ありがとうございました」

声援が力になったのですね!
今後に向けて何かありますか?

「レースとしては後半にペースを上げることができましたが、区間順位は26位で1つでも上の順位で走りたかったというのが本音です。今の私の実力では、全国レベルに遠く及ばず、とても高い壁があることを痛感しました。なので、少しずつ自分の競技力を上げて、再びこの舞台に立って活躍できるように、今日の経験を活かして練習に取り組んでいこうと思います!」

良い刺激を得られたのですね!
練習頑張っていきましょう!
第103回福島大学トラッククラブ競技会
兼 東邦銀行・福島大学対抗選手権
10月30日(土)に第103回福島大学トラッククラブ競技会が行われました!今回の競技会では、福島大学陸上競技部OGで現在はSEIKOに勤務されている安部さんの協力のもと、SEIKOからリアクションタイムの計測器が着いたスターティングブロックを貸し出していただきました!他にも多くのOB・OGの方々から支援していただいており、それらのご支援は、新型コロナウイルスの影響で公式戦に出場する機会が少なくなった学生たちにとって、大変励みになりました!また、今回は東邦銀行と福島大学の対抗戦という形で行われました!そして、4年生にとっては学生最後の競技会となりました!


気合溢れる選手たち!

福島大学陸上競技部OBで現SEIKO社員の安部さんと4年生
 まず、リアクションタイムを測定した2年の佐々木(渉)に話を聞きました!
今回、リアクションタイムを測定してどうでしたか?

佐々木「今回は、日本選手権などで使われるような貴重なスターティングブロックを体験させて頂きました。それぞれのリアクションタイムと、ブロックにかかる力の大きさが計測されており、非常に興味深く、勉強になりました」

普段では体験出来ない貴重な機会でしたね!
今後に生かせそうですか?

「自分のスタートについての具体的なデータを出すことは初めてだったので、表示されたデータを見て、『こんなデータを出せるのか』と感心しました。今回得られたデータから、スタートでの自分の弱点が分かったので、それを改善できるようにこれからの練習に取り組んでいきたいです」

これを機に大成長できるように、頑張りましょう!
ありがとうございました!

熱心に測定する様子!(佐々木は写真左側)
 
 
気持ちのこもった走り!(川又は写真中央)
次に1年間主将を務めた川又に話を聞いてみました!今回がシーズン最終戦となりましたが、どうでしたか?

川又「学生最後の試合ということで、気合いが入りました。5月以来自己ベストを更新することができていなかったので、最後自己ベストで終わりたいと思っていましたが、結果は0.1秒足りませんでした。しかし、全ての力を出し切ることができたので、悔いなく走れてよかったです!主将として臨む最後の対抗戦を学生チームの勝利で終えることができ、嬉しかったです」

自己ベストまであと一歩でしたね!

「今シーズンはコロナ禍ということで、いろいろうまくいかないこともありましたが、その分違った形で例年経験できないようなことを経験できました。そして、多くの方々の支えがあり、最後まで楽しく陸上競技をすることができました。感謝の気持ちを忘れずに今度は後輩たちを支えていきたいなと思います!」

お疲れ様でした!  
次に4年の高橋に聞いてみました。
今回の対抗戦を振り返ってみて、どうでしたか?

高橋「今回の対抗戦では、4種目にエントリーさせていただきました。専門種目である走幅跳では、最後の最後に6mの跳躍で締めくくることが出来たので、その点はほっとしたのと同時に、とても嬉しく思います。
そして、100m、三段跳、4×100mRの3種目でも、できるだけ上に、チームに得点を入れたいという思いでやりきりました。私の今出せる力は、全て出し切れたと思います!」

4年間の集大成として、まとめることが出来たのですね!
その他になにか思うことはありますか?

「今回の対抗戦が、4年生は最後の公式戦になります。この対抗戦を開催するにあたって、東邦銀行さんを始め、先生方、OB・OGの皆さんなど沢山の方々のご支援があったからこそ、私達も楽しく競技をすることが出来ました。本当に感謝しています。ありがとうございます。これまで、沢山の方々にして頂いたことを、今度は私達も支える側として、後輩を応援したいと思います」

今シーズン、様々な事がありましたが、今年しか経験できない特別なシーズンでしたね!
お疲れ様でした。
  

渾身の跳躍!

4年間の集大成を!(福本は右から2番目)
次に4年の福本に話を聞いてみました!
200mでの自己ベスト更新おめでとうございます!

福本「ありがとうございます!今回の対抗戦で男子200mに出場し21.74という結果で、わずか0.01秒ではありますが自己ベストを更新することができました。200mでの自己ベスト記録を更新するのは、2年次のシーズン後半以来だったので喜びも一入でした」

待ちに待った自己ベスト更新だったのですね!
好記録が出た要因は何だと思いますか?

「前半のコーナー走が上手くいったことだと思います。4×100mRで主に3走を務めていることもあり、今シーズンは特にコーナーを走る練習に力を注いできました。その結果が、シーズン最後の試合で活かすことができたのでとても良いレースだったと思います」

重点的に練習した成果を試合で発揮できたようですね!
今シーズンの集大成ともいえるレースになったのではないでしょうか! 
次に2年の安部に話を聞きました!
今回はどんなレースになりましたか?

安部「今回、男子5000mに出場をさせて頂き自己ベストを更新することが出来ました。正直タイムとしては、まだまだ物足りないものとなってしまいましたが、苦手としていた5000mで、僅かながら殻を破れたので嬉しいです!」

殻を破れたレースだったのですね!
他になにかありますか?

「4年生は今回で最後だったため、これからのチームを任せて貰えるような走りをしようという気持ちで臨みました!上級生の立場になる身として、あとは任せてくださいという気持ちを少しでも体現することができたと思います。4年生の皆さん、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした!これからも頑張ります!」

その気持ちはしっかり伝わっていると思います!
これからも頑張っていきましょう! 
 
冷静なレース運び!

しなやかな走り! 
次に1年の加藤に話を聞きました!
今回の記録会はどうでしたか?

加藤「今回の記録会では、4年ぶりに200mで自己ベストを更新することができました。あまり練習が積めていない中での自己ベスト更新だったので自分自身とても驚いています。100mではまだ自己ベストを出していないので来シーズンに向けて冬季練習を頑張っていきたいです」

4年ぶりの自己ベストおめでとうございます!
今回のレースでなにか意識した点はありますか?

「先日、コーナーの走り方を教わりました。その走り方を実践してみた結果、コーナーの出口の所でスピードを維持したまま直線に入ることができました。今は教わったことを意識しながら走っていますが、これが無意識にできるようにこれからも練習をしていきたいです」

共に頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
  最後に3年の川澄に話を聞いてみましょう!
今回の記録会はどうでしたか?

川澄「今回の記録会では、3m40cmと満足のいく結果とはなりませんでしたが、1本1本修正していきながら跳躍をすることができたと思います。また、目標としていたポールを使って跳躍をすることが出来ました。しかし、助走の動きやリズム感覚、風向きなどのコンディションが良かったことから、全体的に踏切が近くなってしまったことは反省点です」

自分なりに工夫しながら試合を進められたのですね!
今後の目標をお願いします!

「これから冬季練習に入ります。筋力面、技術面など多くの課題があるので、1つ1つ克服し、全てにおいてのパワーアップを目指します。さらなる記録更新のためにも日々の練習に全力で取り組み、来シーズンを万全の状態で迎えられるようしっかり準備していきます!」

パワーアップした姿が楽しみです!
ありがとうございました!
編集後記

引退しました!(川又)

4年生の皆さんありがとうございました。(千葉)

カレーを食べます!(利根川)