942号 2020/10/26
U20全国陸上競技大会を終えて
10月23日(金)~10月25日(日)において、広島県のエディオンスタジアム広島で、U20全国陸上競技大会が開催されました。福島大学からは香川夢花が出場し、1'00"11という好記録で、見事3位に入賞しました!!全国という大きな舞台での大会を終えての感想を早速聞いてみましょう!

3位入賞おめでとうございます!今回のレースはどうでしたか?

香川「U20で400mHに出場しました。予選は1.00.89で自己ベストに近いタイムで走ることができました。調子は良かったのですが、1着でゴールできるとは思っていませんでした。前半はスピードに乗って良いペースで走れたので、後半の走りに繋げることができたと思います」

予選からいい流れで走ることができたようですね!
決勝はどうでしたか?

「決勝では、前半は予選と同じように良いペースで走り、後半はインターバルをしっかり走ることを意識しました。決勝は1.00.11で3位でした。今シーズン最後の大会で自己ベストを出すことができて嬉しいです。もう少しで59秒台なので、来年は59秒台で走れるように練習に励んでいきたいと思います。応援ありがとうございました!」

自己ベストでの入賞は素晴らしいですね!
59秒台目指して頑張ってください!



見事3位入賞!(画面中央)
今シーズンを振り返って
10月17日(土)~19日(日)の3日間にわたり北上総合運動公園陸上競技場で行われた第42回北日本学生陸上競技対校選手権大会 兼 第73回東北学生陸上競技対校選手権大会をもってシーズンを終えた学生4人に、今シーズンを振り返ってみてどうだったのか話を聞いてみました!
 
笑顔を見せる梅津

4年の梅津に今シーズンを振り返ってもらいました!今シーズンはどうでしたか?                   

梅津「今シーズンは新型コロナウイルスの影響で例年とは異なるシーズンになり、練習もままならない状況になることもあり、対応力が求められるシーズンでした。その中、男子の目標である東北インカレ3位という目標が達成できたことは部員が例年以上に一丸となって行動できたことが要因の1つでもあると思います。例年のように行動できていない中でもしっかりと臨機応変に練習できていた点が良かったのだと思います」   

モチベーションの維持が難しい状況の中、チーム一丸となって練習に取り組めたのですね!個人としてはどうでしたか?

    
「4年目は自己ベストを更新することはできませんでしたが、対校戦では得点を獲得し、チームの勝利に貢献することができました。1年の時は得点が取れずに苦戦していましたが、4年間練習を積んだことで試合で点を取ることだけでなく、何点取っていくかまで考えられるようになりました。今シーズンは自分にとって、競技的な面だけでなく精神的に成長できたシーズンでした!」

4年目で得点という形でチームに貢献する姿はかっこよかったです!ありがとうございました!

次に3年の芦野に聞いてみましょう!
今シーズンはどんなシーズンになりましたか?

芦野「今シーズンは一言で表すと『やりきれなかった』シーズンでした。記録もそうですが、やりたかったことがやりきれなかったという印象があります。先生やコーチの指導の下、踏切1歩前の沈み込みや、最後4歩の再加速など、様々な事に取り組んできましたが自動化されるまで行うことができず、やりきれなかったと感じています」

試行錯誤して臨んだシーズンだったのですね。
来シーズンの抱負をお願いします!

「来シーズンは大学4年間の集大成となるシーズンです。今ある課題を克服し、『やりきれた』と思えるように全力を尽くしたいと思います。また、来シーズンは最高学年として臨むシーズンでもあります。チームをまとめ、個人だけでなくチームで勝ちを掴み取りたいと思います。大学陸上最後の年、有終の美を飾りたいです!」

来シーズンの活躍期待しています!
ありがとうございました!

高い跳躍!
 
高い跳躍を見せた一本
 
2年の佐々木に話を聞いてみました!
今シーズンを振り返ってみてどうですか?

佐々木(夢)「今シーズンは、走幅跳、三段跳共に大会に出場して記録を残すことができました。昨年は、怪我明けということもあり完全な跳躍はできていなかったので、大学2年目でやっとスタートラインに立てた気持ちです。しかし、上位で勝負できる力が全然ついていないと実感するシーズンでもありました。大会を通して見つけた課題を、来シーズンまでに見直していきたいと思います」

新たな課題が見つかったようですね!

「また、後輩ができたため、先輩として責任を感じることが多くなりました。今までは教わる側でしたが、教える側になったことで、チームのために何ができるかを考える機会も増えました。来年はまた更に学年が上がり、今以上にチームを支えていかなければなりません。今以上に周りを見て、チームのために動ける人間になりたいと思います」

先輩としての役割をこなしていけるように頑張りましょう!
 
次に1年の林に話を聞いてみました!今シーズンはどんなシーズンでしたか?

林「今シーズンはあっという間に終わったという印象が強いです。新型コロナウイルスの影響もあり出場できる大会が少なかったということもありますが、大学生活に慣れながら練習にもついていくのがやっとで1日がとても短く感じました。競技の面ではやっと走れるようになってきて、新しい種目にも挑戦できたことは良かったと思います!」

大学での練習にも慣れ、新しいことにも挑戦できたようですね。

「また、課題が多く見つかったシーズンでもありました。大学でのレベルの高さも感じられ練習が必要だと思いました。この冬の練習で競技面だけではなく精神面でも成長し、来シーズンはさらに良い結果を残したいと思います!」

冬季練習も頑張って下さい!
ありがとうございました!
 
前にくらいつく走り!
東邦カップ  第9回ふくしまリレーズ
10月24日(土)にとうほう・みんなのスタジアムにおいて、東邦カップ第9回ふくしまリレーズが開催されました。天候にも恵まれ好記録が生まれた大会となりました。今回学生は、審判や補助員をメインに運営のサポートをする形で参加しましたが、普段はできないような経験をし、また日頃の感謝を少しでも行動で表せたと思います。補助員をした学生2人に話を聞いてみました。
 
3年の杉山に話を聞いてみました!ふくしまリレーズに携わってみてどうでしたか?

杉山「小学生から高校生まで、幅広い年代が一堂に会して試合をする機会は、このふくしまリレーズでしか経験したことがありません。私が陸上競技を始めたのは中学生からで、今までの陸上競技生活でリレーを走ったことは1度もありませんが、一生懸命走る小学生たちを見ていたら、私も負けていられないなと感化されました」

小学生の元気に走る姿を見ると、私たちも元気をもらえますね!
運営を通して、感じたことはありますか?

「今年はコロナウイルスの影響で多くのイベントが中止となっている中、今回のふくしまリレーズに審判として参加することができ、日頃からお世話になっている方々や応援してくださる方々に少しではありますが、恩返しができたのではないかと思います。今回はじめて監察員として試合に携わり、大会を運営するためには、多くの人の協力が必要不可欠となっているのだと改めて感じました。今年はもうイベントはありませんが、来年イベントや大会運営に携わることができたときには、参加している方々に楽しいと感じてもらえるように努めたいと思います」

運営する側として参加して、学べることも多かったようですね!ありがとうございました!

次に3年の小山に話を聞いてみましょう!
ふくしまリレーズに参加してみてどうでしたか?

小山「ふくしまリレーズは今大会で三度目の参加となりました。今大会では、大型映像の補助員をしましたが、とても緊張しました(笑)しかし、審判の先生方のご指導の下、円滑に問題なくやり切ることができました。他にも会場の設営なども行い、普段の大会から補助員等で手伝うことはあるとはいえ、一つの競技会を開催できるということは、多くの人の支えがあってのものだということを、改めて実感しました」

周りの方々の支えを感じることができたのですね!
感謝の気持ちを表すことができましたか?

「陸協の先生方などに恩返しをできる機会は少ない上に、今年は、ももりんダッシュが開催されないため、何としても今大会は、運営にすこしでも多くの貢献をしようと心掛けました。結果、多くの小中高生やその保護者の方々に楽しんでいただける競技会にすることができ、嬉しい気持ちになりました!来年は大学ラストシーズンへの挑戦が始まっていきます。自分のためだけでなく、そうしたサポートしてくださる方々の思いを胸に抱いて、もっともっと頑張っていこうと思います!」

学ぶことが多いイベントになりましたね!

お弁当を配る小山
今週の人

加美山慎吾→奥山小冬

前回千葉(晃)から紹介を受けました、短長ブロック1年の加美山です。

今回僕が紹介するのは、宮城県古川市が生んだ、高身長ロングスプリンターの奥山小冬です。

彼女は、400m・400mHを専門としていて、持ち前の身長とスタミナを活かした走りで、過去には全国大会入賞の成績も残しています。僕も宮城県出身で、何度も生で彼女の走りを見てきましたが、圧倒的な速さにいつも驚かされました。

そんな彼女ですが、実は、超がつくほど性格が明るく、元気です。ノリも良く、ボケもとても面白いため、彼女がいる場所はいつも笑顔で溢れています。また、彼女は食べることが大好きで、特に彼女の大好物である餃子は、1回の食事で60個も食べたことがあるそうです。速さの源はこの食べっぷりにあるのかもしれませんね!

今シーズンでは、彼女はシーズン初戦から最終戦にかけて大幅に記録を伸ばしてきました。今年はもうシーズンオフとなりますが、冬季練習をしっかりと積み上げ、来年、またさらに強くなった姿を見せてほしいですね!彼女のこれからの活躍にぜひご期待ください!

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編集後記

床暖房が欲しいです。(佐藤(悠))

そろそろコタツを出そうと思います!(金井)

鍋が食べたい季節になってきました。(川又)

コタツを出しました。(茨木)

リンゴのおいしい季節になりました!(林)