840号 2018/09/10
天皇賜第87回日本学生陸上競技対校選手権大会

9月6日(木)~9日(日)にかけて、神奈川県等々力陸上競技場で天皇賜杯第87回日本学生陸上競技対校選手権大会が開催されました。福島大学からは男子2名、女子13名がの計15名の選手たちが出場しました。

はじめに100mHに出場した4年の吉田に話を聞いてみました。
学生最後の全日本インカレでしたね!

吉田「成果を残すと挑んだ4年目の全日本インカレですが、応援していただいた分を結果として返すことが出来ず、反省するばかりです。キャプテンとしての役割を果たせず申し訳ない気持ちでいっぱいですが、まずは応援し支えてくださった方々に感謝の気持ちを伝えたいです」

こちらこそキャプテンとして引っ張ってきた吉田には感謝の気持ちでいっぱいです!今後の抱負などがありましたら教えてください!

「私たち4年生の全日本インカレは終わりですが、3年生以下には全員にチャンスがあります。そのチャンスに少しでも力になれるよう、残りの時間で4年間で得たことを言葉で伝えたり、姿で見せたりと、出来る限りのことをしたいと思います。チームで取り組める貴重な時間を噛み締め、自分自身も楽しめるように、来週にある27大学対校戦に向けて取り組んで行きたいと思います。全日本インカレに出場するにあたり、大きなご支援、ご声援をいただき、本当にありがとうございました。」


残りの大会も頑張って行きましょう!ありがとうございました!

キャプテンとしての吉田の渾身の走り!

残りの大会もベストの跳躍を目指して!

続いて女子棒高跳に出場した4年の安部に話を聞いてみましょう!

安部「初めての全日本インカレだったのでとても緊張しました。試技開始の高さがベスト記録だったため不安がありましたが、しっかり1本決めることができて良かったです。自己ベストが出せなかったのは心残りですが、あと2回の大会で記録が伸ばせるよう頑張りたいと思います」

初めての全日本インカレで自分の力を出すことができたようですね! 大会ではどのような事を感じましたか?

「全国の大会は周りの選手から学ぶことが多く、自分に足りていない部分を見つけることができました。後輩のみんなには、学んだこと、気づいたことをしっかり引き継ぎ是非4年間のうちにあの舞台で戦えるようになってほしいです」

学んだ事を伝えるのも大切ですね! ありがとうございました!

  次に、2年連続で男子800mに出場した3年の樗澤に話を聞きました!

樗澤「目標としていた自己ベストの更新と準決勝進出はできませんでした。しかし、スローペースの中でもセカンドベストを出すことができ、自分よりも力のある選手に勝つことができたので、そこは自信になりました」

目標は達成できずに残念ですが、収穫はあったようですね! 今後の目標を教えてください!

「全国の舞台でもしっかりと自分の力を出し切ることができるようになったのですが、その出し切る力がまだまだ足りませんでした。これから来年に向けて力をつけ、また同じ舞台で目標を達成できるようにしたいです」

来年こそは入賞できるように頑張ってください! ありがとうございました!
 
今出せる全ての力を出し切りました!
   
大空に向けて全力の投げ!
 
続いて、2年連続で女子のやり投に出場した3年の高橋(奈)に話を聞いてみました。

高橋(奈)「2度目の全日本インカレは、昨年よりも自信を持って臨むことが出来た大会でした。しかし、試合になると『投げたい!飛ばしたい!』という気持ちが強くなってしまったことで、自分自身の中では落ち着いて動こうとしてはいたものの、いざ投げるとなった時に力みにつながってしまい、投げ急いでしまいました。そのため、大きく体を使って投げなければいけないところを、動きが小さくなってしまい、記録に繋がりませんでした」

気持ちが強すぎて力んでしまったようですね。

「入賞できた試合なだけに、とても悔しさは残りますが、明らかに技術面で課題があるので来年は表彰台に乗れるような記録を出せるよう改善していきたいです。今シーズンの試合も残り少ないですが、来シーズンにつながる自信をつけられるような投げをできるようにしたいです」

今シーズン残りの試合での投擲期待してます! 

女子800mに出場した3年の菅野(杏)に話を聞いてみました。

 菅野(杏)「全日本インカレでは、絶対に決勝に行くぞ、という気持ちで挑みました。 結果は予選落ちとなってしまいましたが、これが今の自分の実力です。 今回は直前に調子を落としてしまったことが結果に響きましたが、調子を落としたのも自分の実力のうちです。 今回の結果をしっかり受け止め、次の大会や来年の全日本インカレにつなげていきたいと思います」

次の大会から頑張って行きましょう!今後に向けて抱負を教えてください。

「今回の大会で、調子を落としたことなどから自分の考えや行動、日常生活から変えていかなければならないと感じました。 来年の全日本インカレでは、表彰台に上れるよう、生活面から見直していきたいと思います」


来年表彰台に上がることを期待しています!ありがとうございました!
 
菅野(杏)の下克上はこれからだ!
 
まだまだこれから!来年に向けて頑張りましょう!

女子400mH、女子4x400mRに出場した2年の小林に今回の大会を振り返ってもらいました!

小林「今回、2回目の全日本インカレに挑みましたが、結果は悔しく情けない結果になってしまいました。 ただ、どれだけ悔やんでももう一度レースをすることはできないので、なぜだめだったのかという理由をもう一度考えて前に進むしかないと思っています」

気持ちを切り替えてまた頑張りましょう!今後の意気込みを聞かせてください!

「全カレの借りは全カレで返すしかないので、来年に向けて頑張ります。 また、まずは今シーズン中に400mHで1分を切って、自己ベストを更新します! 応援ありがとうございました!」


頼もしいですね!小林の今後の活躍に期待です!

次に女子三段跳、4x100mRに出場した2年の高橋(桃)に今回の感想を聞いてみましょう。


高橋(桃)「大学に入って初めての個人種目での全国大会となりました。三段跳では、程よい緊張感で人数の多い中ではありましたが、雰囲気にのまれることなく1本目から攻めた跳躍をすることができました。また、今までの跳躍とはまた違った感覚を自分なりに掴むことができました」

今後の技術の向上につながる跳躍ができたのですね。今後に向けて意気込みを聞かせてください!

「このままでは終われないので、今回の経験を活かし、来年また全日本インカレという舞台で、ベストな跳躍をして勝負できるように頑張ります」


来年に向けて頑張ってください!
 
大舞台でもしっかりと実力を出せました!


悔しさを糧に上を目指します!

続いて女子4x400mRに出場した佐藤(未)に話を聞いてみましょう!

佐藤(未)「4x400mRに出場し、結果は予選落ちでした。タイムも不甲斐ないものとなってしまい、まだまだ個々の走力が足りていないと実感させられました」

悔いの残る結果だったようですね。今後に向けての抱負を教えてください。

「自分のことばかり考えすぎてしまいチームとしてどうなりたいのか明確に目標を立てていなかったので、走力を上げることはもちろんチーム全員で1つになって来年に向けて新しいものや作り上げていきたいです」


残りのシーズンもチーム一丸となって頑張りましょう!ありがとうございました!

女子200m、4x100mR、4x400mRに出場した2年の金井に話を聞いてみました!

「気持ちで負けないように、絶対自己ベストを出すという強い気持ちで臨みましたが、力不足を実感しました。悔しさだけで終わらないように、全日本インカレで感じたこと、甘かった部分を来年にどう繋げていくかを考えて練習を積んでいきたいと思います」

力不足を実感した大会になったのですね。今後の意気込みをお願いします。

「来年は決勝で勝負できるように、また表彰台に上がることができるようにどんな状況でも200mで24秒前半を確実に出せる力をつけていきたいです」


金井の今後の活躍に期待です!


来年のリベンジを誓います!

来年また強くなって帰ってきます!

次に1年の中村に、今回の全日本インカレを振り返ってもらいました。

「私は400mと800mに出場しました。 400mは予選で57秒62、800mは予選は2分10秒37で通過し、準決勝は2分10秒69でした。 400mでは、自分の力を発揮せずに終わってしまいました。 本種目の800mでは、決勝にいけるチャンスを自分で逃してしまう結果となってしまいました。4回ある全日本インカレの内、1回がもう終わってしまい、自分がどれだけの気持ちで全日本インカレという大会へ挑んでいたのか、本当に強い熱い気持ちを持っていたのか、絶対に掴みに行くという気持ちを本当に持っていたのかどうか、自分でしっかり反省をしていこうと思います」

初めての全日本インカレは悔しい結果に終わったのですね。今後に向けてどうしていきたいですか?

「自分よりも強い人たちに勝つためにはまず何をするべきなのか、何を捨てて変えていかなければいけないのかを考えていかなければいけないと思います。 また、『全日本インカレ』という大会の重みや真剣さを絶対に忘れず、来年は強気なレースで自分らしさを全日本インカレの競技場で発揮するために、日々の生活態度や練習での取り組む姿勢を改め、目標に向かって強い気持ちで頑張ります」

来年は笑顔で全日本インカレを終えられるように頑張ってください!


次に1年の高橋(瑞)に話を聞いてみましょう。初めての全日本インカレはどうでしたか?

高橋(瑞)「女子走幅跳に出場し、5m63で予選落ちでした。自己ベストの記録を出していれば8位以内に残れたので悔しい部分もありますが、全日本インカレという大会を楽しむことが出来たので、その点は良かったと思います。また、大学生の全国大会の雰囲気を感じることができたのでいい経験になりました。この経験を、来年活かしたいと思います」

悔しい結果だったものの、収穫はあったようですね。今後の抱負を教えてください!

「今後、5m80以上が平均的に出せるように、私生活の見直し、練習の取り組み方や考え方を変えて、来年の全日本インカレでは戦えるように頑張りたいと思います」


高橋(瑞)の今後の成長に期待しましょう!ありがとうございました!
 
これからもっと成長していきます!

この経験を忘れずにこれからに繋げて行きます!

続いて1年の坂本(る)に話を聞いてみましょう。大学では初めての全国の舞台でしたね!

坂本(る)「初めての全日本インカレは、400mH、4x400mRに出場しました。どちらも予選落ちでしたが、色んなことを得ることができました。今回の結果で、勝つために必要なことや、何が今の自分に足りないのかを考えられました」

大学での初めての全国大会ですから考えさせられることは多かったと思います!今後の目標を教えてください!

「来年、同じ舞台で勝つために、まずは今後の試合で全日本インカレの標準を切って、決勝で戦うための準備をしていきたいです。そのために練習から全力でこなせるよう、基礎づくりから徹底して行っていきます」


まだまだ成長できるところはたくさんあると思います!坂本(る)の今後に期待しましょう!
  続いて、3年の新田に話を聞いてみました。

新田「私は今回の全日本インカレで4x100mRと100mに出場しました。実際に全日本インカレで走ったのは今回が初めてとなりました。今出せる自分の力を出し切り、チームの代表として出るからにはしっかり勝負したいと思い大会に臨みました。しかし、筋力やスピード、技術面においてまだまだ不足している部分があると実感しました」

まだまだ力不足なことを痛感したようですね。 今後の目標を教えてください!

「今大会は、まず絶対勝つという気持ちも弱かったと思います。来年の全カレでは、次のラウンドを確実に進んでいけるように、全カレで勝負できる準備をしっかりと行い、自信を持った強い気持ちでまたリベンジしたいと思います」

リベンジ期待してます! ありがとうございました!
 
続いて男子走幅跳に出場した3年の清水に話を聞いてみましょう!全日本インカレで戦うのは初めてでしたがどうでしたか?

清水「今シーズンの中では最高に近い状態で試合に臨むことができました。しかし、実力の不足と実践の不足が露呈してしまいました。初めての全日本インカレでしたが、緊張も不安もなく調子も悪くはなかったため、もう少し勝負できると思いましたが助走を含め跳躍をうまくまとめることができませんでした。しっかり悪かった点、良かった点を考え、それを今後に活かしていきたいと思います」

悔しさの残る結果だったようですね。今回の結果を踏まえてこれからの意気込みをお願いします!

「全日本インカレは終わってしまいましたが、シーズンはまだ終わっていません。後半戦でしっかり自己ベストを出して来年以降につながるように練習をしていきたいと思います。全日本インカレでの反省を忘れることなく再スタートを切れるように頑張っていきます!」

更なる躍進を期待しています!
 
  
2年の小杉に今回の全日本インカレの感想を聞いてみましょう。

小杉「今年の全日本インカレも、昨年に引き続きサポートとして行きました。 昨年は初めてだったため、大会を通して感じることが少なかったのですが、今年は沢山吸収することができました。選手が気持ちよくレースに臨めるにはどうサポートしたら良いかを沢山考えた四日間でした」

色々感じるものがあったようですね。今後に向けて抱負をお願いします。

「来年こそ、サポートだけでなく個人の力をつけて全日本インカレという大きな舞台で堂々と走れるように実力をつけていきたいです。個人で100mで全日本インカレ出場、4x100mRにもメンバーとして選ばれるように頑張ります!」


来年小杉の勇姿を全日本インカレでみられることを期待しています!ありがとうございました!


大会結果はこちら
福島大学の選手の結果はこちら

編集後記  
来年こそは全日本インカレに出場します!(盛田)

全日本インカレを観て気合いが入りました!(佐藤悠)

全日本インカレに出場した皆さんお疲れ様でした。(菅野由)