828号 2018/07/03
第40回北日本学生陸上競技対校選手権大会
6月30日(土)~7月2日(月)に福島・とうほうみんなのスタジアムにて、第40回北日本学生陸上競技対校選手権大会が行われました。昨年と同様に福島大学も準備に協力させていただきました。大会運営にご協力いただいた皆様ありがとうございました。
競技結果は、男子総合9位(31点)・男子トラック6位(23点)・男子フィールド8位(6点)、女子総合優勝(159点)女子トラック優勝(90点)女子フィールド優勝(69点)という結果でした。女子は昨年に続き連覇を果たすことができました。
3日間に渡り炎天下の中行われた大会ですが今後に繋がるいい経験ができた大会でした。応援してくださった皆様ありがとうございました。3日間に渡りとても気温が高い中での大会になりましたが、そんな暑さにも負けずに自己ベストの更新や優勝、入賞が多くみられた大会となりました。

 
優勝・連覇!!

豪快な跳躍!
始めに女子棒高跳びで自己ベストタイ記録をマークし優勝した安部に聞きました。優勝おめでとうございます!

安部「今大会では、自己ベストタイの跳躍をすることができ、優勝することができました。大学に入学してから、ずっと目標にしていた全日本インカレへの挑戦権を得れたことが本当に嬉しいです!」

素晴らしい跳躍でしたね!
収穫の多い試合だったのではないでしょうか。

「猛暑の中でしたが、とてもいい試合ができました。円滑に競技を進めてくださった審判、役員の方々や応援してくれたチームのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。2年ぶりにこの高さを跳びましたが、後半シーズンに向けてレベルアップの兆しが見えました。まだまだ全国で戦える記録ではないので、またいいご報告ができるようこの夏頑張りたいと思います!」

全日本インカレでのビッグジャンプに期待ですね!
ありがとうございました!
見事優勝を果たした女子4×400mリレー!チームを代表して小林に話を聞いてみましょう!

小林「チームメンバーで個々の走力を上げ、全国で勝負することを考えて練習してきました。無事チームベストで4×400mリレーを優勝することができ、とても安心しています」

北日本インカレを終えての今後の抱負をお願いします!

「結果的に優勝することは出来ましたが、タイムとしては、まだまだ全国で勝負できるわけではないので、今後更に気を引き締めて練習に取り組みたいと思います!」

優勝おめでとうございます!
更なる活躍に期待しています!

トップでバトンリレー!

12m越えのビックジャンプ!
次に女子三段跳で見事優勝をした高橋(桃)に話を聞いてみました!

高橋(桃)「勝つべきところで自己ベストを出して優勝できたことは、素直に嬉しく、とても自信になりました!攻めの気持ちを持ちつつも、リラックスして跳躍に挑めたことが、今回、自己ベストを出せたことに繋がったと思います」

しっかりと自分の跳躍ができたようですね!
今後の目標などありますか?

「自己ベストは出せたもののまだ全日本インカレのA標準は切れていません。残りのチャンスを無駄にせず、しっかりA標準を切って全国でも堂々と戦えるように頑張っていきたいと思います!」

優勝おめでとうございます!ありがとうございました!
次に、女子走り幅跳びでB標準を突破し優勝した高橋(瑞)に話を聞いてみました。

高橋(瑞)「久しぶりの自己ベスト大幅更新、さらに全カレB標準突破での優勝は素直にとても嬉しいです!今までずっと同じような記録しか出ず、悩んでいたこともありましたが、練習の成果をしっかり発揮出来たことに関しては満足しています。全日本インカレのA標準である6mが現実的に見えてきたので、今度は6mを跳べるよう日々精進したいと思います」

満足のいく跳躍ができたようですね!
大会中気を付けていたことはありますか?

「大会2日目は、とても気温が高く日差しも強かったので、自分の競技までに体調を崩さないように気をつけました。また、自分の跳躍までの間のつなぎ方を少し変えてみたら上手くいったので、他にも違ったパターンをいくつか見つけて、どんな状況でもベストパフォーマンスができるような強い選手になりたいと思います」

6m越えの跳躍を期待しています!!

笑顔で3人入賞!
 
会心のレースで2連覇!
最後に、800mで優勝した樗澤に話を聞いてみました。800m2連覇、そして自己ベスト更新おめでとうございます!

樗澤「ありがとうございます!800mで自己ベスト更新と連覇を達成することができ、とても嬉しいです。東北インカレではできなかったハイペースのレースに適応できたことが勝因だと思います。大会は異なりますが、東北インカレのリベンジのつもりで走りました!」

落ち着いてレースに臨んでいたのですね。
ディフェンディングチャンピオンとしての大会でしたね。

「昨年はチャレンジャーでしたが、今年は連覇がかかる試合ということで、より一層気を引き締めて臨みました。東北インカレでの反省を活かし、約1ヶ月半の間、集中して練習に取り組んだことで、このような最高の結果を残すことができたのだと思います。仲間の応援も、とても力になりました!」

2連覇、そして自己ベスト更新本当におめでとうございます!
多種目表彰台!
次に3年の菅野に聞きました。800mで全日本インカレA標準突破、1500m自己ベストの2種目で表彰台に立ちましたね!

菅野(杏)「2種目で表彰台に立つことができたのは嬉しいことですが、どちらも表彰台に乗ることが大前提だったので、正直なところどちらも表彰台の1番上に立てなかったことが悔しいです。しかし、800mに関しては自己ベスト更新、そして全日本インカレA標準突破を兼ねての3位だったので、自分の今の実力がこの位置だということを再確認できました」

悔しさもあるのですね。しかし、チームを盛り上げてくれました!
2種目の決勝レースを振り返っての感想を聞かせてください!

「大学での1500mの出場は初めてだったため、展開が読めず、前に行ったり、後ろに行ったり、落ち着きのない走りをしてしまったところが反省点です。800mでは、個人選手権や今回の1500mのレース展開の反省を活かして、落ち着いたレースができたと思います。その結果、自己ベスト更新、A標準突破を達成することができました。しかし、全日本インカレではこのような記録では決勝で戦うことはできません。全日本インカレまでにもっと良いタイムで走れるよう、練習を頑張りたいと思います」

2種目表彰台おめでとうございました!
全国での活躍も期待しています!
 
A標準突破の好レース(左、菅野、右、中村)

先頭を走る中村
今回400m、800m、4×400mリレーで、入賞、優勝を果たした中村に話を聞いてみましょう。北日本インカレを終えての感想をお願いします!

中村「400mでは予選、決勝と自己ベストを更新することができ、本当に嬉しかったです!800mでは、まだまだ力が及ばず、これから力をつけなくてはいけないポイントを知ることができました」

自己ベスト更新おめでとうございます!特に4×400mリレーには強い思い入れがあるようですね!

「4×400mリレーでは、予選、決勝ともに4走を走りました。先輩が繋いでくれたバトンを優勝という形で締めくくることができ、チームに貢献することが出来たと思います。これからも更に自分の力を伸ばしていくために日々の練習から力をつけていこうと思います!」

中村の更なる活躍に期待ですね!
ありがとうございました!
次に、走幅跳と三段跳びで入賞を果たした茂田井に話を聞いてみましょう。今大会の跳躍はどうでしたか?

茂田井「今回は、助走のスピードをしっかり上げることができ、流れが良い走りのまま跳躍に繋げることが出来た点が良かったと思います」

助走のスピードが決め手となったのですね。反省点などはありましたか?

「助走でスピードは上げられたのですが一本一本が正確ではなくバラバラになってしまっていたことが反省点です。今後の練習で克服して記録につなげたいと思います」

さらなる活躍に目が離せませんね!

 
更なる成長が期待できる跳躍!
自己新記録更新!

坂本(光)の激走!
始めに100mで10秒87の自己ベストを更新した坂本(光)に聞きました。自己ベスト更新おめでとうございます!

坂本(光)「最後の北日本インカレで約1年半ぶりに自己ベストを出すことができ素直に嬉しく思います。予選から自己ベストを出して、チームを盛り上げる走りをしようと思っていたのでその点ではチームにいい影響を与えることができたと思います。速報が大型スクリーンに表示されて、応援陣地から自分の自己ベスト喜んでくれる声が聞こえて、とても嬉しかったです。また、応援してくれたみんなに感謝したいです」

チームを勢い付ける力強い走りでしたね!
今後の目標を教えてください。

「今後さらに良いタイムを狙えそうなので、卒業までにどこまで記録を伸ばしていけるか楽しみにしながら、今後も頑張っていこうと思います」

更なる自己ベスト更新に期待しましょう!
ありがとうございました!
1500mで自己ベストを更新した下山に話を聞いてみましょう。大会を終えての感想をお願いします。

下山「今回はかなり気温が高い中でのレースでしたが、途中までは練習通り走ることができました!ですが、レースの後半思うようにいきませんでした」

改善点が明らかになったようですね!
今後の抱負などありますか?

「今回は集団について行くのに精一杯だったので、持久力、スピードともにこれからさらに鍛えて行こうと思います!」

今後の活躍に期待ですね!ありがとうございました!

 
大幅ベスト更新!
 
自己ベストを次々更新!
自己ベスト更新おめでとうございます!今大会はどうでしたか?

小橋「ありがとうございます。今回の大会では自分の実力を出すことができた大会だったと思います。ラウンドが上がるごとに自己ベストを更新できたことはとても嬉しかったです」

今後に向けて一言お願いします。

「今の自分の位置がわかったので、多くの反省を改善して、もっとレベルの高い大会に出たいと思います」

小橋の成長に目が離せませんね!
ありがとうございました!
大学デビュー戦!!
今大会の3000mSCにて大学デビューとなった遠藤(健)に話を聞いてみましょう。大学での初レースはどうでしたか?

遠藤(健)「今回3000mSCに出場しました。結果を見て、これが今の実力なんだと改めて感じさせられました。障害を越える力やスピード、体力がまだまだ足りないです。これからも1つ1つの練習の意図をしっかり考えて、取り組んでいきたいと思います」

自分の足りない部分が明確になったレースだったのですね。今後の目標などを聞かせてください!

「次の大会までにはしっかり準備をし、自己ベストに加え、チームに貢献することを目標に頑張っていこうと思います!」

目標を達成できるように練習頑張っていきましょう。
 
積極的なレースを展開!
 
堂々のレース!
次に、今大会の200mで公式戦デビューした福本に話を聞いてみました。大学初の公式戦はどうでしたか?

福本「今回は、大学初の公式戦ということでアップやレースへの流れなどを丁寧に確認しながら準備を整えることを意識しました。当日は気温が30度以上まで上がる猛暑日だったので首の後ろなどを冷やして暑さ対策に気を使いました」

レースへの準備は大切ですね。試合の内容はどうでしたか?

「レースの内容としては後半に向かい風の影響で肩に力が入って硬い走りになってしまったことが反省点です。前半のコーナー局面ではスムーズに走れていたと思うので次回はその勢いを後半でも維持出来るようにしたいです」

今後の活躍に期待しています!
女子主将のお話 学生の結果はこちら

大会結果はこちら 
吉田「東北インカレに続きトラックフィールドの完全優勝、そして総合優勝2連覇に繋げられたこと嬉しく思います。しかし、飛び抜けて勝つ姿を見せることができませんでした。私たちは全日本インカレ総合入賞を目指しているので、ここで満足していては強くなれません。日本インカレまであと2ヶ月、取り組みに対する考え方、勝負に対する考え方を1度見直し、パワーアップした姿を見せられるように女子一同頑張ります。また、3日間朝早くから大会運営を支えてくださった陸協役員の方々、福島県の先生方、また応援に駆けつけてくださった先輩方、本当にありがとうございました。」
編集後記 

熱い大会でした(夏井)

熱い中でしたが3日間やりきりました(五十嵐)

北日本インカレお疲れさまでした(千葉)

タータンで火傷しそうになりました(福本)

日焼けしました(谷中田)