第779号 2017/07/04
第39回北日本学生陸上競技対校選手権大会
~福島大学大活躍、男子総合3位、女子総合優勝!!~
7月1日(土)~3日(月)に福島・とうほうみんなのスタジアムにて、第39回北日本学生陸上競技対校選手権大会が行われました。地元開催ということで福島大学も準備に協力させていただきました。大会運営にご協力いただいた皆様ありがとうございました。競技結果は、男子トラック2位(40点)・フィールド5位(14点)で総合3位(67点)、女子はトラック2位(65点)フィールド優勝(66点)で総合優勝(131点)でした。
3日間に渡り行われたこの大会では、多くの学生が自己ベストを更新し今後の大会に繋がる素晴らしい大会となりました。
 
女子総合優勝!
 標準記録突破!!

三段跳びにおいて大幅自己ベストで優勝しB標準を突破した高橋(英)に話を聞いてみましょう!

高橋(英)「ありがとうございます!前日の走り幅跳びでも自己ベストだったので三段跳びでも記録を狙っていきました。A標準まであと2cmだったので悔しく思う所もありますが、自己ベストでB標準を突破できて素直に嬉しいです!」

A標準まであと少しですね!
全日本インカレに向け、今後の目標をお願いします!

「今後は全国の舞台でも戦えるよう、A標準の突破が目標です。また、跳躍を安定させ最初の3本でしっかり記録を残せるようにしていきたいと思います。応援ありがとうございました!」

全カレでの跳躍にも期待してます!
頑張って下さい!


B標準を突破した跳躍

水壕を越える大関
見事、北日本インカレで2連覇を達成し、女子3000mSCで優勝し、C標準突破で全日本インカレへの出場権を獲得した大関に話を聞いてみましょう!
優勝おめでとうございます!

大関「ありがとうございます。力のある選手が棄権したこともあり、2連覇することができました。去年に続き全日本インカレへの出場を決めることができたことは嬉しいですが、全く満足のいくレースはできませんでした。東北インカレの時よりも断然調子が良い状態で臨んだので、レースで思うような走りができずとても悔しいです」

優勝ながら、納得のいく走りでは無かったようですね。
全日本インカレへに向けて一言お願いします!

「去年と同じままではいられないので、B標準を切り、去年よりも胸を張って全日本インカレのスタートラインに立てるよう覚悟を持って毎日の練習や生活を過ごしていきたいと思います」

全日本インカレまでおよそ2ヶ月です。
更に上を目指し頑張ってください!
 
800mで優勝し、C標準突破で全日本インカレへの切符を獲得した樗澤に話を聞いてみましょう。
おめでとうございます!

樗澤「ありがとうございます!準決勝が終わった時点で優勝を狙えるかなと思っていました。決勝ではスローペースになり、自分の得意な展開に持ち込むことができたので良かったです」

持ち前のスピードが活かされましたね!
準決勝では自己ベストを更新しましたね。

「先頭がハイペースで引っ張ってくれたのでそれに必死について行きました。自己ベストを1秒以上更新できて本当に嬉しいです!」

これからも記録更新に期待できそうですね。
ありがとうございました。
 
千葉(右)の決勝での走り
次に、女子100mhでB標準を突破し3位に入賞した千葉に話を聞いてみました!

千葉「今回は14.24で3位でした。3位に入賞できたことは素直に嬉しいですが、タイム的にはもっと13秒に近いタイムを出したかったので少し悔しいです」

今後、更なる成長に期待がかかります。
気を付けていきたいことや改善していきたい点などがあればお願いします。

「今後はスタートから1台目の入りを改善してスムーズに次のハードルへつなげるように流れを作りたいと思います。今年中に必ず13秒台で走ります」

千葉の13秒台の走りを見たいですね!
これからも頑張ってください!
女子4継、1年生チームで優勝!!
 
今回は4走を走った福島に話を聞いてみました。
今回の北日本ICで走ってみていかがでしたか?

福島「1年生4人でのリレーということで、試合前は緊張と不安でいっぱいだったのですが、1位でゴールできたときはとても嬉しかったです」

4人とも素晴らしい走りでしたね!
これからの目標はありますか?

「全日本インカレまでに一人ひとりの走力を上げて、チームとして進化し続けていきたいです」

全カレでも活躍して欲しいですね。
ありがとうございました!

 
小林から福島へのバトンパス
福大記録更新! 
 北日本インカレの女子ハンマー投げにおいて2年の仁井田が自身の持つ福大記録を更新しました!そこで話を聞いてみました!
 
自己ベスト、福島大学記録更新おめでとうございます!

仁井田「ありがとうございます!まだまだ記録を伸ばせると思っているので、これからも自分を信じて自己ベスト、福島大学記録の更新、そして戦っていける選手になりたいと思います」

さらなる記録更新を期待してます!
北日本インカレに出場して感じたことはなんですか?

「今回の試合で入賞することは出来ましたが、まだまだ戦える力が備わっていないのだなと、改めて感じました。今はとにかくたくさん練習をし、多くの人の投げを見ながら、自分の投げと何が違うか研究して、より良い投げが出来るようにしていきたいです」

より高いレベルの投げが出来るよう頑張ってください!
自己ベストで入賞を果たした選手達!

200mでのラストの走り
100mと200mの2種目で自己ベストを更新し,200mでは5位入賞を果たした房田に話を聞いてみましょう!

房田「今シーズンはなかなか調子が上がらず苦しい時期が続きましたが、100mと200mともに自己ベストを更新することができました。また4継もチームベストを更新することができました。東北インカレ後からコーチにアドバイスを頂きながら走りを改良してきた成果が出てくれたのだと思います。いつも以上に自分の走りに集中できたことも自己ベストが出た要因だと思います」


東北インカレでの悔しさが力になりましたね!
今後の目標をお願いします!

「目標にしていた全日本インカレの標準に届かず悔しいですが、残り期間で標準を突破できるように練習に精一杯取り組みたいと思います。応援ありがとうございました!」

標準突破出来るよう頑張って下さい!

今大会10000mで4位入賞、5000mで自己ベストで2位になった4年の矢走に話を聞きましょう。5000mでは自己ベストを更新したようですが、どんな気持ちで臨みましたか?

矢走「東北インカレで思うような結果を出すことが出来なく悔しい思いをしたので、今回で良い結果を出してチームに貢献しようという気持ちで臨みました」

2種目で入賞して大活躍だったと思います。
どんなレースでしたか?

「10000mは自己ベストからするとあまり良くありませんが、今の自分の力は発揮できたと思います。5000mは14分台を狙っていたので、あと少しのところで出せなかったのは力不足を感じています。しかし、自己ベストを出せたので、次に繋がる良いレースだったと思います」

男子トラック総合2位に貢献できたと思います。
次は14分台を期待しています。

5000mでの走り

決勝での宮越のハードリング
400mと400mHで自己ベストを更新した宮越にも話を聞いてみましょう!
2種目での自己ベストおめでとうございます!

宮越「400mでは、大幅に自己ベストを更新することが出来ました。ベストを出した時の走りは、地面を強く捉えていて弾むように走れました。まだまだタイムを更新できそうな走りだったので今後も記録の更新を目指していこうと思います」

47秒台に期待ですね!
400mHはどうですか?

「400mHで全カレへの切符は掴んでいますが、記録はまだまだ全国に通用するレベルではありません。今大会で、400mHも自己ベストを更新することができて全日本インカレへ向けての大きな自信につながる大会になりました。全カレではさらなる記録更新を目指し50秒台突入を目指していこうと思います!」


全日本インカレに向けて、良い刺激になったようですね!
50秒台に向けて頑張って下さい!
レースを振り返ってみてどうですか?

菅野「東北インカレでも課題であった入りの400mを、怖がらずに走ることができ、自分のペースを乱さずに走れました。しかし、もうひとつの課題である400mから600m区間で、前についていけず、力不足を感じるレースにもなりました」

東北インカレよりも良い走りが出来たのですね。
自己ベストで3位入賞しての気持ちを教えてください!

「高校以来の自己ベストを出して表彰台に上れたことに関しては嬉しかったのですが、3位という順位には悔しさが残ります。完全なる力不足なので、これからは悔しさの残る走りをしないためにも練習を頑張りたいです」

自分の納得出来る走りを目指して頑張ってください!


菅野の積極的な走り

 
自己ベストを更新する跳躍
三段跳の試合を振り返ってみてどうでしたか?

室谷「東北インカレに引き続き、北日本インカレで自己ベストを出せたことは素直に嬉しいですし、自信になりました。また、4年生がいる間に表彰台を福島大学で独占できたことも嬉しかったです」

表彰台独占はとても格好よかったです!
自己ベストで2位入賞おめでとうございます!

「ありがとうございます。しかし、自己ベストは出せたもののこの記録では全国大会で闘うことはもちろん、全国大会に行くことはできません。もっと全国を意識して上を目指し、残された期間で全日本インカレの標準をきれるようにがんばります」

目標に向けてこれからも頑張ってください!
 チームに貢献した下級生!
 北日本インカレに出場して、どのように感じましたか?

清水「北日本インカレは初めての出場で、北信越や北海道地区の選手の出場もあったため、東北インカレとまた違った雰囲気でした。その中で福島の競技場ということや、応援などもあり、リラックスして競技に望むことができました」

福島での開催は気持ちが落ち着きましたね。
結果を決めた跳躍はどうでしたか?

「足見をしてもらいアドバイスを受けたことや追い風に助けれ、7m12の記録で入賞することができました。しかし、修正点も見つかったので、今後の課題としていきたいです」

これからの跳躍にも期待しています!
 
清水の7mを越えるビッグジャンプ


小林のハードリング
続いて、1年生ながら東北インカレに続き今回の北日本インカレでも大活躍だった小林に聞いてみました!

小林「今回のレースは、技術の未熟さがはっきりとしたレースになりました。前半の歩数の改善が必要だと思います。また、歩数に見合うスピードや走力をつけたいです」

2位という順位にも納得していなく、悔しさや課題が残った大会となったようですね。

「はい。全日本インカレに向けて、時間はあるようで少ないので、やらなきゃいけないことをしぼって決勝で勝負できるようにがんばります」

全日本インカレでも活躍できるよう頑張ってください!
 女子4×400mリレーで1走を務め、マイルリレーでの2位入賞に貢献した1年の佐藤(未)にも話を聞いてみました。

佐藤(未)「タイムは東北インカレよりも良かったのですが、優勝を目指していたのでとても悔しいです。今のこの現状を受け止め、記録をもっと伸ばせるよう頑張っていきたいとと思います」


悔しさののこる結果だったのですね。
更に上の記録を目指して頑張ってください!


マイルでの佐藤(未)の攻めの走り

 
今後の活躍にも期待!
最後に200mと400mで入賞を果たした金井に話を聞いてみます!

金井「2種目で入賞することができて良かったです。200mでは前半からスムーズに加速にのれて自己ベストに近いタイムを出すことが出来ました」

走りの中に良いポイントがあったのですね。

「後半は少し動きが小さくなってしまうので改善し24秒台を目指したいです」

自己ベスト目指して頑張ってください!
 怪我を乗り越え入賞を果たした選手も!
  
約1年ぶりに試合に出場し、2位入賞を果たした安倍にも話を聞いてみました!

安倍「今大会、私は一年ぶりの試合でした。完全復帰にはまだまだ遠いですが、もう1度選手としてのスタートラインに立てたことがとても嬉しかったです。ここまでの道のりはとても険しく、沢山の方々のお力をお借りし、支えていただきました」

周囲の支えがあって復帰できたのですね。
これからの抱負をお願いします!

「これからは、皆さんに少しでも恩返しできるよう、そして1年生の時に思い描いていた全国大会で戦うと言う目標に向かって、努力して参りたいと思います!また、この1年間で教えていただいたことを忘れず、強いチームを目指して頑張りたいと思います!」

チームメイトと共に頑張っていきましょう!
棒高跳びで七位に入賞した品田に話を聞いてみましょう。今回が初の公式戦になりましたがいかがでしたか?

品田「4月に怪我をして今まで走れなかったため、大学で初の公式戦でした。練習が間に合わず、短助走で競技をすることになってしまいましたが、できることを全力でやりました」

不安もあったと思いますが見事な跳躍でした!次の試合に向けてどのように練習していきたいですか?

「これから、ハードな練習にも耐えられる体づくりをして練習を積み記録をどんどん伸ばしていきたいです」

実力もどんどんジャンプアップして欲しいですね。
ありがとうございました!
男女主将からの言葉

 浅澤「福島開催ということで、東北インカレの反省も踏まえそれぞれが自分の役割を果たしてくれたと思います。
結果、男子チームでは新チームになってから初の団体の賞状を手に入れることができました。女子も少ない人数で優勝を勝ち取りました。個人だけではなくチーム一丸となっていい流れを作って戦えたからだと思います。
しかし、まだ改善できることが多くあります。
これをひとつの通過点として、これから続くシーズンに向かってみんなが熱い思いを持って練習し、結果を残していきます」
 高橋(英)「今回は自己ベストを更新した選手が多く、それぞれが力を出し切ることができました。このことが結果的に総合優勝につながったと思います。
地元開催の大会で優勝することができて良かったです。
実際に準備や審判をやってみて、運営の大変さを感じました。
この3日間朝から準備や運営、審判をしてくださった先生方、役員の方々に感謝したいです。
今回で皆やるべきことは明確になったと思います。日々の練習から強くなるという高い意識をもち、全日本インカレまでしっかり戦えるように力をつけていきたいです」
編集後記
7月になりました。試験頑張ります(石澤)

2017年も半分が終わりました(五十嵐)