第776号 2017/06/12
日本学生陸上競技個人選手権大会
今週の6月9日(金)~11日(日)にかけて神奈川県の神奈川・Shonan BMW スタジアム平塚で日本学生陸上競技個人選手権が開催されました。福島大学からは5名の選手が出場しました。今シーズン初の全国規模の大会に出場し、一人一人が良い点悪い点を見つけられたのではないでしょうか。そこで出場した学生に大会を振り返って話を聞いてみたいと思います。
4年荒井に聞きました。
学生生活初の学生個人への出場でしたがいかがでしたか?

荒井「感じたことは自分は心·技·体それぞれがまだまだ弱いという事でした。特に心の部分が弱いと感じました。アップの段階で周りの速い人たちを見て怯んでしまったところがあり、自分の走り、状態に集中しきれなかった部分があります。そのはずはないと自分に言い聞かせているうちにレースの時間が来てしまい、集中力が低いままレースに望んでしまいました。 自分に自信をもちきれなかったのが原因だと思います」

今までの自分を信じることが1番大切だということが分かったんですね。
今後の課題を教えてください。

「技術、体力的な部分は単純に足りてないと感じました。踏切や、ハードル間の走りなど周りの人の参考になった部分は沢山あります。どうにか次の大会までに身につけたいと思います。心·技·体それぞれ引き上げていくのはやはり練習しかないと思います。1日1日を今までよりもっと大切にして、自己ベストを大きな大会で出せるよう、頑張ります!」

これからの荒井に注目です!

予選での荒井のハードリング

準決勝進出!!
今回、400mHと200mに出場した1年の小林に聞きました。
今大会を振り返ってみて、どのように感じましたか?

小林「400mHの決勝進出を目標にしていたのですが、準決勝敗退という結果で終わってしまい悔しいです」

悔しさが残る大会だったようです。
今後に向けて、どのようにしていきたいですか?

「この結果や自分の現状をしっかりと受け止め、課題ややるべきことが明確になったので、全日本インカレに向けて頑張っていきたいです」

今後の全国での活躍を見据えた小林の走りに期待です!
100mHに出場した1年の千葉に話を聞きました。

千葉「学生個人選手権では、14.46という結果で予選落ちでした。 もう少し走れたと思っていたので少し残念ですが、課題であった腕振りと踏切を意識してレースに望むことができました」

悔しさを感じる一方、得るものもあったようですね!
さらなる活躍に向けて、どのようにしていきたいですか?

「走力をつけて、もっとスピード感のある走りができるようにしていきたいと思います」

次のレースでは、スピード感のある走りで駆け抜けてほしいですね!

東北インカレでのハードリング
教育実習
5~6月にかけて陸上競技部の学生が、自分の出身校などでそれぞれの学校に行ってきました。その中の3名に、教育実習の感想を聞いてみました。
始めに地元兵庫県の母校で教育実習を終えた岸元に聞いてみます。1ヶ月に渡る実習でしたがどうでしたか?

岸元「僕は授業を合計53回行いました。初日から授業を行い、始めはまとまりのない授業でしたが、53回を通してスキルアップし、多くの経験、そして、たくさんのことを学びました。 大規模な母校で、8クラスで授業を行いました。そのため、生徒も多く名前を覚えるのが大変でした。また、研究授業は今までの成果を十分に発揮するため、指導案は夜中まで作成し、高熱を出したり、辛いことも多かったですが、頑張って取り組むことができ、達成感で溢れています」

大変な苦労があっての教育実習なのですね。 様々な経験からたくさん得るものがあったのではないでしょうか。

「最終日には、今まで苦労したこと、生徒達との思い出、色々なことを思い出し、感動の最終日を迎えれたので本当に良かったです。これも指導教諭の先生、生徒のみんな、そして、他の実習生のおかげだと思います。この感動は、頑張ったからこそ味わえたものだと思います」

自分を成長させる教育実習になったようですね。 お疲れ様でした!
 次に地元石川県で教育実習中の宮越に聞きました。教育実習が始まって1週間が経ちましたが授業には慣れましたか?

宮越「実習1週目が終わりました。福島大学で教育の事について勉強したにも関わらず、やはり、現場では役に立たないこともしばしばあります」

実際現場に立ってみないと経験できないこともありますね。 他に実習で気づいたことはありますか?

「逆に大学で準備をしていたからこそ役に立ったこともありました。授業を行った時は、 模擬授業と違って話が伝わらなかったり理解度が生徒ごとに違ったりとても難しいです。「言う」と「伝わる」は、違うということを一番実感しました。まだ3週間ありますが、たくさん経験して学んでいこうと思います」

残り3週間充実した実習になるといいですね。 頑張ってください!
最後に地元東京都の高校で教育実習を行なっている坂本に聞きました。実習での苦労はありますか?

坂本「初めは指導案の直しでほとんど睡眠時間がとれず苦しかったですが、徐々に作業効率も上がり、なんとか休まず頑張っています。実習では準備と勉強が本当に大切です。教える種目について勉強し、どのように教えて行くかを考えなくてはいけないので、実際の授業より準備の方が大変でした。実際の授業では大学で行う指導法や模擬授業が活きてくるのでちゃんとやっておくと実習で役に立ちます!」

教育実習には事前の準備が大切なのですね。 学校の生徒方と関わりはどうですか?

「生徒たちと関わる時間は実習の中での癒しというか、楽しみです。これがあるから授業や他の仕事を頑張れました。何はともあれ実習は実際に行ってみないとわからないことがたくさんあり勉強の毎日ですね。大変ですが、とても貴重な経験をしています」

貴重な経験が成長の糧となればいいですね。 頑張ってください!
 今週の人
樗澤克海→三上陽輝

前回、新田から紹介を受けた中長ブロックの樗澤です。
今回僕が紹介するのは、陸上競技部2年生の中で1番のしっかり者、三上陽輝です。
彼は競技面のみならず、今年度からは主務として、チームを支えてくれています。
そんなしっかり者の三上君ですが、彼の特技は物真似です。彼に真似できないものは無いのではないか!と思わせるほど上手で、レパートリーもかなり豊富です。類まれなるユーモアのセンスでいつも僕たちを笑顔にしてくれます。また大のラーメン好きで、いつも僕たちに地元である山形県のおいしいラーメン屋さんの話を聞かせてくれます。
昨シーズンは怪我に悩まされましたが、今シーズンは段々と調子が上がってきています。三上君のこれからの活躍に目が離せません!!
編集後記
日焼けしたお肌のケアも忘れずに!(堀)

公務員講座始まりました。(夏井)

自動車学校卒業しました!(樗澤)

先輩にご飯連れて行ってもらいました!(浅野)