第794号 2017/10/16
最後の対校戦!!
-第68回東北地区大学体育大会陸上競技に向けて-
10月21日(土)・22日(日)に秋田県の秋田県営陸上競技場で第68回東北地区大学体育大会陸上競技が行われます。今シーズン最後の大会で対校戦です。学生たちにも力が入ります。大会に向けて練習を積んできた学生たちに意気込みを聞いてみたいと思います。

まずは今大会が大学での最後のレースとなる4年に話を聞いていきましょう。
今大会は1500ⅿと3000ⅿSCに出場する豊澤に話を聞きました。
2種目とも同じ日にレースが行われ、非常にハードなレース日程となるようですが、どのような気持ちで臨みますか?

豊澤「1500ⅿでは頼もしすぎる後輩と共に決勝進出し、個人としては1年の頃からずっと走っているこの種目で表彰台に乗り、自己ベストを出して全ての力を出しきってきたいと思います。3000mSCでは障害のハードリングや細かい技術も練習をつんで改善してきました。初日の早い時間に決勝があるので必ずよい流れをチームにもたらすよう走ります」

対校戦は最初の決勝で得点を取ればチームに勢いがつきますよね!!
豊澤の活躍を期待しています!

「チームとしては今シーズン最後の対校戦で総合優勝をします。出場する選手が万全の準備をして全力を尽くせば達成できる目標であると思います。寒さやコンディションなど今までの大会とは違う部分もあると思いますが、そのためにも悪天候の時にも練習してきました。必ず勝利を掴み取りたいと思います!!」

持てる力を出せば必ず勝てると思います。
このチームで戦う最後の対校戦、勝利して最高のチームだったと言いたいものですね!

個人戦での走り(中央)
 
個人戦での走り
次に、今大会は800ⅿと1500ⅿに出場する中村に話を聞きました。
4年間の集大成、最後はいい記録で締めくくりたいですね?

中村「大学4年間、たくさん試合をしてきましたが、大学最後の対校戦なのですごく思い入れが強いです。自己ベストを目指して有終の美を飾りたいと思っています」

そうですね!最後のレースかつ対校戦となるので、このチームで最高の結果を残し、笑顔で終わりたいですよね!

「大学での陸上生活を振り返ると本当にあっという間でした。下級生の頃、私は大会では選手として参加できないことも多くありました。改めて、選手として大会に参加できることに感謝したいです。そして、4年間の想いをレース一本一本に込めて、走りたいと思います」

最高のレースになるといいですね!
対校では男女優勝できるように頑張りましょう!!
次に、3年の坂本に聞きました。

坂本「今シーズンの最後の試合ということで、良い締めくくりをするとともに来シーズンにつなげる走りをして行きたいと思っています。4継では四年生との最後のバトンパスです。悔いを残さないように最高のバトンパスをし、優勝したいです」

今のメンバーでの最後のリレーですからね!個人ではどのようなとこを意識したいですか?

「練習内容もリレーを意識した距離を設定して行っていますし、チームもいい雰囲気が作れています。個人種目に関しては自己ベストの更新です。100m.200mともに今シーズンは納得のいかないレースが多かったので自己ベストを出し、自分の中でいい感覚を作って来シーズンにつなげていければ良いと考えています」

来シーズンに繋がる締めくくりができるように頑張ってください!
 
坂本、渾身の走り


室谷の個人戦での跳躍
次に、2年の室谷に聞いてみました。

室谷「シーズンが始まって、あっという間に今年を締めくくる大会となります。また、この仲間と一緒に闘える最後の大会です。一部の仲間は別の大会に出場するため、全員が参加できるものではありませんが、その仲間も含めて全員で闘っているという気持ちをもって臨みます」

このチームでの最後の大会ですからね!個人ではどのような目標を持っていますか?

「対校戦ということで、チームのために1点でも多く点数を稼ぐために一本一本噛み締めて跳びます。最後という言葉がつく大会であるため、悲しい気持ちもありますが、楽しむことを忘れずに過ごそうと思います」

良い結果が出せるように頑張ってください!
U20日本選手権に向けて
 10月20(金)〜22(日)に、愛知県のパロマ瑞穂スタジアムで、U20日本選手権が行われます。福島大学からは6名が参加し、全国の舞台で戦ってきます。
初めに、走幅跳に出場する清水に聞いてみました。今回どのような気持ちで今大会に臨みますか?

清水「昨年のこの大会では不甲斐ない結果に終わってしまいました。今年も全日本インカレをはじめシーズン前半の全国大会に出場できなかったことは悔しいですが、この大会にもう一度出場するチャンスを得ることができたので、楽しむことを忘れず自分の持つ力を最大限出しきりたいと思います」

去年のリベンジですね!目標を教えてください!

「力がついてきているので自分の跳躍に集中して入賞できるように頑張りたいと思います」

入賞期待してます!

清水のダイナミックな跳躍

浦の国公立対校戦での走り
次に、400mに出場する1年の浦に聞いてみました。

浦「今回は、久しぶりの全国規模の大会です。周りのレベルが高いですが、大会の雰囲気にのまれる事なく自分の走りをしたいと思います」

自分の走りに集中できるといいですね!具体的な目標を教えてください!

「具体的には、47秒台、また自己ベストを狙って走ってきたいと思います。そうすれば決勝ラインも見えくると思います」

決勝目指して頑張ってください!
最後に、400mHに出場する1年の小林に聞きました。

小林「今回のU20日本選手権では、60秒を切って、自己ベストを更新したいです。全日本インカレでは悔しい想いをしたので、今回は必ず決勝に残り、決勝で勝負してきます」

全国の舞台でのリベンジですね!レースではどこような事を意識したいですか?

「レースでは練習でつけた力を発揮し、今までやってきたことを落ち着いて表現していきたいと思います。応援よろしくお願いします」


頑張ってください!
 
小林のハードリング
2年ぶりに出雲駅伝に出場!
10月9日(月)の体育の日に三大駅伝の1つ、第29回出雲全日本大学選抜駅伝が島根県出雲市で行われました。出雲市の出雲大社前から出雲ドーム前までの6区間、45.1キロのコースで行われ、20チームが出場しました。学生から、4年の矢走が東北学連選抜のキャプテンとして3区8.5kmを走りました。

必死の襷リレー
スピード駅伝と言われる出雲駅伝ですが、当日は非常に暑くなり、体調不良者もでたようです。そんな中で3区は2番目に長い区間で、序盤で流れを作るためにどのチームもエースとなる選手が走ったようですが、どうでしたか?

矢走「初めは責任もあるので少し緊張しましたが、久しぶりの駅伝ということもあり楽しみでもありました。各チームの強い選手と走れることはすごく光栄でとても貴重な経験となりました。今回が最後の出雲駅伝となるので、非常に残念ではありますが悔いの残らない走りができたので、非常に良かったと思います」

全国の大学トップレベルの選手達と走る機会はなかなかないと思います。
キャプテンとしてチームの目標は達成できたか聞かせて下さい。

「チームとしては東北地区に代表枠を増やすような上位には届きませんでした。僕はこれで終わりですが、東北地区の長距離選手にはこれからももっとレベルアップして、関東の強豪に勝つ強い選手を目指していって欲しいです。来月には全日本大学駅伝もあるので、それに向けて頑張ります!」

長距離選手のシーズンはまだまだこれからです!
この調子で次の駅伝も頑張ってください!!
東邦カップ 第6回ふくしまリレーズ
~みんなの走りで福島を盛り上げよう!~
10月14日(土)に、とうほう・みんなのスタジアムにおいて東邦カップ第6回ふくしまリレーズが開催されました。寒空のもと、数多くの大会新記録や日本最高記録が誕生し、選手だけでなく観客や、私たち競技役員や補助員も大盛り上がりのイベントとなりました!!
Mix4×400mRで日本最高記録を更新!!!!
男性2人女性2人の男女混合で行うMix4×400mR、ふくしまリレーズおいて日本で初めて行われるレースとなりました。福島大学OGの武石この実さん、青木沙弥佳さん、2人を含む福島県選抜チームが2015年の日本記録を上回り、3'23"83の日本最高記録を更新しました!!!福島大学からは、4年の房田、3年の安藤と宮越、2年の菅野、1年の金井と佐藤(未)と小林が出場しました。

日本最高記録の誕生!!
 
3走の宮越、小林へのバトンリレー

今回のリレーズで福島大学Aチームで3走を走った3年の宮越に話を聞いてみました。 初めてのMixリレーを走ってみてどうでしたか?

宮越「学生初のMIXマイルリレーをやって改めて男女のリレーの難しさを実感しました。男→女→男→女の順番だったので、少し離されてからバトンが渡り先頭の女子を追う形になりました。前半からやはりスピードを出してしまい後半バテてしまってうまく走れませんでした」

なるほど、男女で走るのはやはり難しいですよね。日本の学生としてMixリレーを走るのは日本で初の試みだと思いますが、どうでしたか?

「今回リレーを走れたのは、すごく光栄なことだと思います。しかし、1位で次に繋いだのですが男女の差があり、離れていても追いつかれて2位でゴールしました。日本最高記録は更新できませんでしたが、日本学生記録を樹立することができたかもしれません!また機会があれば走りたいと思います!」

本当に楽しめるレースとなりました。 また機会があれば記録を狙っていきたいですね!! 

最後に、リレーズに補助員として参加していた2年の樗澤に初めて行われたMixリレーを見た感想を聞きました。

樗澤「男女混合チームで走るリレーということで、見てる側からしてもとても新鮮でした。 男子を先に走らせて、先行逃げ切りにするか、後半に走らせて、追い上げるか、はたまた男女で交互に走るのか、とても戦略の幅が広い競技だと思いました」

見ている側も楽しめたようですね!今度は参加する側も経験してみたいですね!

「走る側も、見ている側もとても面白い競技だと思うので、ぜひ様々な大会で男女混合リレーが行われて欲しいです」

その通りですね!ありがとうございました! 
編集後記

寒いですね。こたつをそろそろ出そうかなぁと思います(矢走)

手洗いうがいは大切ですね♪♪(千葉)