728号 2016/06/20
強風の中での記録会
~第62回福島大学トラッククラブ競技会~
6月18日(土)に第62回福島大学トラッククラブ競技会が行われました。今回の記録会は天気は良かったものの、風が強く特にホームストレートには向かい風が吹いていました。そんな中行われた競技会でしたが、出場した学生たちに今回の結果を聞きました!!

昨年の北日本インカレでの跳躍!
まず始めに走幅跳で自己ベストタイ記録を出した高橋(裕)に聞いてみます。
今回の跳躍を振り返ってどうでしたか?

高橋(裕)「今日の幅跳びは風を上手く利用してスピードにのることができたが、3本中2本がファールだったため安定した助走ができるようにしていきたいです」

助走の安定が課題なのですね。
北日本インカレに向けて今後の意気込みをお願いします。

「三段跳では、少しずつではあるが技術が身についてきているので、残りの期間でより確実性のあるところまで高めたいです。そして、北日本インカレでは一本から15mを超える跳躍をしたいです。それに加えて優勝も目指しています」

北日本インカレではビッグジャンプに期待ですね!
ありがとうございました!
次に今回100mに2レース出場した坂本に聞いてみました!それぞれのレースはどうでしたか?


坂本「北日本インカレや東北総体を意識して、1本目より2本目の方がいい走りができるように考えていました。1本目は向かい風に煽られて、タイムは良くありませんでしたが、中盤から後半の走りの感じは悪くなかったので2本目に繋げようと気持ちを切り替えました。2本目も強い風を感じましたが、スタートがうまく決まり、後半も力まず走れたので、1本目よりタイムを大幅に更新できました」

1レース目の課題を2レース目で修正できたのですね!
今後の大会に向けての抱負をお願いします。

「2本目で、走りをしっかり修正できたのは収穫でした。しかし、1本目からいい走りができるようにしなければいけませんし、タイムももっと上げていきたいです。今日の走りを活かして、これからの練習や試合に臨んでいこうと思います」

北日本インカレでは自己ベスト更新が期待されますね!ありがとうございました!


全体トップの快走!! 
次に、混成競技を見据えて走幅跳に出場した梅原に聞いてみました。追い風参考ながらとのことでしたが、跳躍を振り返ってどうでしたか?

梅原「今回の跳躍はファールをせず安定して記録を出すことができました。ただ着地で距離を損しているところがあったので、そこを修正すればよりよい記録が出せると思います」

自己ベスト更新を予感させますね!
今回の記録会を受けて、今後への意気込みをお願いします!

「直近の目標としては、2週間後に迫った北日本インカレでは10種目すべてで東北インカレの時の記録を上回ることができるように全力を尽くしていきたいと思います」

今回の記録会を受けて、北日本インカレに向けて弾みをつけたいですね!
ありがとうございました!
続いて、棒高跳に出場した井澤に聞いてみました!
今回の跳躍はどうでした?


井澤「今日は向かい風が強くとても厳しいコンディションでの跳躍でした。棒高跳びは風に影響を受けやすい競技なので、風を読みベストな追い風を待つことにとても神経を削りました。県選手権に向けて最後の記録会だったので、試したいことがたくさんあり、もっといい状態で跳躍練習をしたかったのです。しかし、悪い風に対応できるような練習になってよかったです」

気象に左右されて大変だったようですね。
これからどのような部分を修正していきたいですか?

「大学に来てからの記録を更新できたので、順調に戻りつつあるなと感じましたが、技術的な面では、もっと跳躍練習を積んで助走の質をよくしたり、空中動作を改善したりと課題はまだまだ残っているので、県選手権に向けてここで、できていない部分を練習していきたいと思います!」

課題が明確に見えているので日々の練習から意識していきましょう!
ありがとうございました!
最後に、今回二種目に出場した菅野に聞いてみました!
今回のレースはどうでしたか?


菅野「今回の400mと800mではともに大学ベストが出て、徐々にスピードと体力が戻ってきているなと実感した記録会となりました。しかし、大学ベストといっても私の目標タイム、自己ベストにはまだまだ届きません。フォームの改善、そして400mのスピードをこれまで同様、強化して800mにつなげていきたいと思います」

多くの課題が見つかったレースだったようですね。
今後の目標を教えてください!

「次回のレースまでに今回の課題を1つでも多くクリアし、さらに良い走りをしたいと思います!」

次回のレース期待してます!
ありがとうございました!
 
菅野の粘りの走り
日本選手権に向けて
6月24日(金)~26日(日)に第100回日本陸上競技選手権がパロマ瑞穂スタジアムで開催されます。福島大学陸上競技部からは4年の安部(遥)と小野が出場し、日本一を決める戦いに挑んできます。
 
安部の力走に期待!
まずは安部(遥)に話を聞いてみましょう!

安部(遥)「去年に引き続き、2回目の日本選手権に出場します。去年は予選で9番目で決勝に進むことができませんでした。あの時の悔しい思いは1年間忘れたことがありません」

去年はあと1歩のところでしたね。しかし、力も着実につけてきました。

「はい。今は高いレベルの中で走れることにわくわくしています。本番は落ち着いて、ひとつひとつ丁寧に自分の走りをしたいです」

頼もしいですね!最後に 、意気込みをお願いします。

「決勝で走るイメージトレーニングは完璧です。あとは予選、準決、決勝とタイムを上げていって、表彰台にのるだけです。身体も心もコンディションを整えて、最高の大会にします。応援よろしくお願いします!」

安部(遥)から目が離せませんね。
頑張ってください!
続いては小野に話を聞いてみましょう!
日本のトップ選手が集う、日本選手権。どんな大会にしたいですか?

小野「大学1年生から日本選手権に出場してきましたが、未だに決勝に残ったことがありません。日本のトップの方々に挑戦する気持ちで臨み、上位に絡んでいきたいと思います」

先週、学生個人選手権で優勝し、波に乗る小野。今年こそ、決勝に進みたいですね。
それでは、日本選手権の目標を教えてください!

「大学で自己ベストを更新していないので、自己ベストを更新して山形県記録を出すことが目標です。また、大学生活最後の日本選手権になるので、今年こそ決勝にいって3位入賞したいです」

目標を達成できるよう、最高のレースを期待しています!
ありがとうございました。
 
絶好調の小野の走りに注目!
 編集後記  今週の人

梅雨明けが待ち遠しいです(青木)

今年も実家の野菜が届きました(中村)

今日中にレポートを完成させます(夏井)
渡邉秀輔→五十嵐貴紀 

前回山形のハードラー、吉田から紹介いただいた中長距離ブロック2年の渡邉秀輔です。今回僕が紹介するのは栃木から来た投混ブロックの五十嵐貴紀君です。彼は僕と同じメガネキャラで僕の意思を引き継ぐ才能の持ち主です。そのキラリと光るメガネの奥に秘める闘志はまさに投混!力強さが溢れてきます。
しかし彼は見た目に似合わず大喰らいではないという一面もあります。なかなか珍しいタイプの面白い人です。
そんな五十嵐君は持ち前のパワーでこれからの1年生を引っ張っていくことでしょう!