第680号 2015/06/20
第66回東北地区大学総合体育大会 陸上競技
~福島大学大活躍、男子総合2位、女子総合優勝!!~
7月18 日(土)~19日(日)に福島・とうほうみんなのスタジアムにて、第66回東北地区大学総合体育大会陸上競技が行われました。今回は福島大学で主幹を担当しました。大会運営にご協力いただいた皆様ありがとうございました。競技結果は、男子トラック優勝(68点)・フィールド2位(34点)で総合2位(102点)、女子はトラック優勝(113点)・フィールド2位(44点)で総合優勝(157点)でした。
2日間に渡り行われたこの大会では、多くの学生の自己ベスト・シーズンベストを更新、優勝、また大会新記録の樹立と、今後の大会に繋がる素晴らしい大会となりました。
 大会新記録、2冠達成!女子総合優勝

今大会の女子100mで11"99、200mで24"26をマークして見事大会新記録を叩き出し、2種目で優勝した安部(遥)に話を聞いてみました。

大会新記録おめでとうございます!レースを振り返ってみていかがでしたか?

安部(遥)「今回のレースでは、前傾を意識しすぎてスタートが出遅れてしまいました。スタートで先行されるのはなかなか無いので(笑)。とても焦りましたし、動きが固くなってしまい自分の走りができず悔いが残りました。ですが大会新という目標を達成できたのでその点に関してはよかったです!」

スタートが出遅れてしまっても、しっかり優勝を勝ち取る姿はとても格好良かったです。では、今後の目標を教えてください!

「全カレでは11秒60で5位入賞が目標です!そのためにもこの夏は、伸び伸び大きく走ることをテーマに練習に取り組みたいと思います!」

全カレでの安部(遥)の走り、100m・100mH と、どちらも期待がかかります。とても楽しみですね!怪我には気を付けて夏を乗り切っていきましょう!

 
安部(遥)の決勝での走り

高橋(英)の跳躍

今回、自己ベストを更新して、三段跳、走幅跳において優勝を果たした高橋(英)に話を聞きました!
今回、自己ベストが更新できた要因はなんだと思いますか?

高橋(英)「助走が安定したことが今回のベスト更新につながったと思います。しかし、まだ踏み切り前にスピードが落ちてしまったり、踏み切りでタイミングが合っていなかったりとまだまだ改善点があると感じました」

成長した部分とこれから改善していく部分の両方が見えた跳躍だったようですね!
これから後半シーズンが続きますが、今後への意気込みを教えて下さい!

「昨年から取り組んでいるシザースでの跳躍がまだできていないので、これからの練習で一つ一つ課題をクリアしていき、より記録を伸ばしていきたいです!」

高橋(英)の更なる進化に期待しています!
久しぶりとなる男子トラック優勝!!

次に400mで優勝、400mHで3位入賞を果たした照内に話を聞きました!
優勝した400mのレースはどこがうまくいったと思いますか?

照内「本種目の400mで、大学にきて1番良いレースができました。前半でいい流れを作ることができたのが、後半の走りにつながったのだと思います。ベストまであと少しだったのはとても悔しいですが、今回見つかった課題は北日本インカレ、東北選手権までに改善して、より高いレベルで戦えるように鍛えて行きたいです」

ぜひまだまだ上を目指し、残りの大会でのベスト更新に期待しています!
今大会、4種目に出場でしたが体力面はどうでしたか?

「2日間走りっぱなしだったなと感じています。多種目を一日中きちんとこなす体力も必要だと思いました。これからもレースが続く試合があると思うので、競技間の過ごし方も考えていきたいです!」

多種目をこなすということは決して簡単ではありませんが、うまく工夫しながら一本一本最高な走りをしたいですね。
また次に向けて頑張っていきましょう!

笑顔の表彰台
 
優勝した荒井
 
110mHに出場した荒井に話を聞いてみましょう。優勝おめでとうございます!

荒井「ありがとうございます!先週の福島県選と同じ競技場であり、調子が上がってきていたので優勝を狙っていました!」

有言実行ですね。レース展開はどうでしたか?

「1年生の頃から前半のハードリングが課題でしたが、決勝でしっかりスピードに乗り、得意の後半まで走ることができました」

優勝して一番嬉しかったことは何ですか?

「リザルト発表の時、一番最初に名前が表示され、福島大のみなさんが喜んでくれたのがとても嬉しかったです。高3ぶりの大会での優勝だったので、本当に良かったです」

本当に優勝おめでとうございます!!

宮越は一年生ながら男子400mHにて見事優勝、そして自己ベストを更新しました。おめでとうございます!思い描いていたようなレースになりましたか?

宮越「ありがとうございます!予想通りのレース展開に持っていくことができました。レース前にイメージしていたものをそのまま出せたような気がします」

特に10台目からの伸びが素晴らしかったです。では、来月のはじめに控えている北日本インカレでの目標と練習の中で意識していきたいことを教えてください!

「北日本インカレでは、52秒の壁を突破し51秒台を出して優勝、そして全カレへの切符を掴みたいです。練習では、逆足でハードルを跳ぶことにもチャレンジしてみたいと考えています。その為にはストライドを伸ばして力強い走りを身につけることが必要になると思うので特に意識をしていきたいです」

宮越のさらなる記録の更新に期待しましょう!
 
自己ベストで優勝!!

鈴木の跳躍

最後に、キャプテンである鈴木に話を聞きました。
7年に1度巡ってきた地元開催ということで、今年は福島での開催となったわけですがいかがでしたか。

鈴木「日頃の大会では、現地に行って競技を行うため運営に関わる機会は多くありませんでした。
それでも今回の大会の開催にあたって、鶴崎を中心に陸上部として準備・運営をすることができたと思います。開催に当たりましては川本先生だけではなく審判や福島陸協の方々といった多くの方からの力添えがあればこそのものだったと思います」


様々な人の協力の元で大会が運営されていることを身をもって学んだようですね!
競技面ではどうでしたか?

「運営や準備がありましたが、男子チームとしては総合2位。トラック1位、フィールド2位。
女子は総合1位。トラック1位、フィールド2位という成績でした。
久しぶりに男子も総合で入賞することができ、とても嬉しく感じています。この総体だけで終わることなく、北日本インカレ、更には秋のシーズンで結果を出せるようにチーム全員で向かって行きたいです」


いろいろな面で大きな収穫がたくさんありましたね!
これからも福島大学らしく、秋に向かって頑張っていきましょう! 
大会運営お疲れ様でした

今回大会副委員長を務めた3年の鶴崎に話を聞いてみました。
いつもと違った立場で大会に関わってみてどうでしたか?

鶴崎「いつも何気なく出場している大会を運営するという立場を経験し、大会運営の難しさ、大変さを学びました。先生方や仲間たちにも迷惑をかけてしまいました。しかし最後まで指導をいただいたり、サポートしてもらったりと、良い仲間を持ったなと思い、そんな仲間たちを誇りに思いました」

普段とは違う立場にたったからこそ見えてくるものがあったようですね。

「はい!そういったことからも、今大会はものすごく特別な大会でした。
その特別な大会で、それぞれの選手が自分の力を発揮し、好成績を納めることができて、本当に良かったです。僕は役員として前から表彰式を見ていましたが、賞状を受け取る仲間たちを見て、涙をこらえるのに必死でした。
大変なこともありましたが、本当に素晴らしい大会になったと思います。
秋には、もう1度福島大学が主幹で大会が行われます。今大会で学んだことを生かし、今回以上に素晴らしい大会をまたみんなで作り上げていきたいです」


幹事を務めてとても大きなものを得たようですね。
秋の大会でも、運営と競技面ともに大成功できるようチーム一丸となって頑張っていきましょう!
 
編集後記

夏本番ですね!今年は全力ではじけます!(青木)

大会中は蒸し暑くて最悪でした(矢走)

この夏でレベルをたくさん上げたいです!(安藤)

毎日汗だくで日焼け止めの消費ペースが速いです(吉田)