第679号 2015/07/13
各県選手権大会
~青森県、秋田県、静岡県、山形県、福島県、兵庫県~
7月9日(木)~12日(日)に福島県、10日(金)~12日(日)に青森県、秋田県、山形県、兵庫県、11日(土)~12日(日)に静岡県で県選手権や国体予選会などが行われました。今週末は各地で猛暑日が続きましたが、その暑さに負けないくらいの熱い戦いが繰り広げられたようです。
優勝や自己ベスト、シーズンベストを出した学生に話を聞いてみましょう!
青森県
100mで優勝した山下に話を聞きました。大学院生として臨む今回の県選、どのような意識で臨みましたか?

山下「今回はスタートを意識してレースに臨みました。しっかり号砲に反応してグイグイと進むことができました。100mでは、なかなかタイムが出ない状態でしたが、200mでやっとベストに迫るような走りができたのでよかったです」

うまく加速にのって、いい走りの感覚がつかめてきたようですね!
東北選手権まで、どのようなことに取り組んでいきますか?

「スタート練習は継続して行って行きたいです。また、もっと足を速く動かすことを意識してやっていきたいです。そして、日本選手権の標準も見据えて、これからの練習に臨んでいきたいと思います!」

目標を高く持って、練習に意欲的に取り組んでいきたいですね!
東北選手権での山下の走りに期待です!


勝利の笑顔(一番左)
秋田県


優勝した400mHでの走り
照内は400m、400mHに出場し、400mHで優勝しました。今回の大会では、どんなことを目標にしていましたか?

照内「今まで練習で課題としてきた、前半からスピード感のあるレースを目標として大会に臨みました。目標のタイムには及ばなかったものの、良い感覚をつかめたレースになりました。400mも400mHも風がとても強い中でのレースでしたが、どちらもこれからにつながる収穫がたくさんありました」

練習でやったことが身についてきているようですね。
東北選手権まで何を意識して練習していきますか?

「今回目標としていたスピード感のある走りはそのままに、ラストで競り勝てるような粘り強さをもっと身につけていきたいです。400mも400mHも自己ベストを狙っていきます!」

まだまだ伸びる可能性を秘めている照内の今後の活躍に期待しましょう!
高橋(英)は走幅跳と三段跳に出場、三段跳で優勝しました。高橋(英)にとって大学2回目となる今回の秋田県選手権には、どのような気持ちで臨みましたか?

高橋(英)「今回は、地元でお世話になった先生方や家族に成長した姿を見せたいという気持ちで臨みました。初日の走幅跳では全く思うような跳躍ができず、ただただ悔しい結果に終わってしまいました。しかし、気持ちを切り替えて臨んだ三日目の三段跳では、走幅跳での反省を踏まえて、特に助走を意識しました。それが今回の三段跳の自己ベスト更新につながったと思います」

気持ちの切り替えが競技にもしっかりと活きたのですね!
東北選手権までの約1ヶ月、何を意識して練習していきますか?

「今回は二種目で東北選手権出場を決めることができましたが、課題も色々と見つかりました。これから次の大会まで、しっかりと練習を積むと同時に、怪我をしない体づくりもしていきたいです」

東北選手権では納得のいく跳躍ができるように練習を頑張っていきましょう!!

自己ベストで優勝!(真ん中)
静岡県

シーズンベストで優勝!(真ん中)
走高跳で優勝した鈴木にも話を聞いてみました。優勝おめでとうございます!

鈴木「ありがとうございます!今回は2m12のシーズンベストで嬉しかったです。さらに、静岡選手権は優勝したことがなかったので、初優勝できてよかったです!」

初優勝だったんですね!シーズンベストが出たというのも自信になりますね!

「はい!しかし終始安定しない跳躍をしてしまい、無駄に試技数を重ねてしまったので、そこは見直すべきだと思います。やっと調子が上がってきたような気がします。秋に向けてまた頑張ります!」

次は自己ベストの更新に注目です!
山形県
男子やり投に出場し、2位入賞を果たした逸見に話を聞いてみましょう!
今回の試合での感想をお願いします!

見「久々に地元で戦う大会ということで、出場選手の中には高校のインターハイ予選の時に戦った人もいてとても懐かしい気持ちになりました。それと同時にみんな高校のときよりも力を付けて来ていたので自分も負けられない気持ちになりました!気合が入りましたね。競技では動きを修正して後半に記録を伸ばすことができたので良かったです!」

とてもリラックスした気持ちで競技できたようですね!
今後の意気込みをお願いします。

「他の大学の選手を見て自分は体が細いと感じました。そのためこれからウエイトにもっと力を入れていき筋肉をつけ自己ベストを更新していきたいです!」

勢いを増していく逸見から目が離せませんね!
ありがとうございました!

動きの修正により2位入賞(一番左)
 
力強く走る吉田(一番右)
 次に女子100mHで3位入賞を果たした吉田に話を聞いてみたいと思います!
一年生ながら堂々の入賞、試合での感想をお願いします。

吉田「高い気温と追い風、コンディションは最高でした!予選は14秒51とシーズンベストでしたが、あまり納得のいく走りではありませんでした。次はもっと良いタイムが出せると思い、良い意味で『楽に走ろう』とテーマを定め決勝のレースに臨みました。気持ちよく跳べたのですが、途中でリード足のかかとを引っ掛けてしまい、転びかけてしまいました。ミスがなければもっと良い記録が出ていたと考えると悔しいです。自分の現状と課題を見つけることができた良い機会となりました」

好タイムながらも課題が見つかったレースになったのですね。
シーズンも間もなく折り返し地点ですが、これからの意気込みをお願いします!

「今週末には東北総体があり、まだ試合は続きます。調子が戻ってきていることは確かなので、ここからさらに上がっていけたら良いと思います!スタートとハードル上での力の抜き加減、そしてインターバルのリズムの速さを意識してこれからの練習に取り組みたいです!」

大学生となって初めて向かえる夏、吉田の成長が楽しみです!
福島県
200mに出場し、自己ベストで2位入賞の齋藤に聞いてみましょう。どんなところを意識して走りましたか?

齋藤「始めはしっかり加速し、後半は大きく動くということや、先生、コーチにアドバイスしていただいたことを意識しました。負けたくない、という気持ちも最大限使って走れたと思います」

大きな収穫になったレースだったようですね!8月末の東北選手権にむけては、どのようにしていきたいですか?

「東北選手権では、目標としている24秒台を出せるよう、今回アドバイスしていただいたことを意識して練習していきたいです!」

齋藤のさらなるパワーアップに期待大です!


初の東北選手権の切符ゲット!(一番左)
 
自己ベストのビッグジャンプ!
女子棒高跳で2位に入賞した安部(美)に話を聞きました!
競技を終えての感想をお願いします!

安部(美)「3mを跳び2位に入賞することができ、東北選手権への出場を決めることができました!今大会ではアドバイスをくださる先輩方がいらっしゃらなくて不安でしたが、日頃から言われている意識するポイントを思い出し、自己ベストを出すことができました!」

日頃の練習が活きた試合になりましたね!
今後の目標はなんですか?

「今後はより記録を伸ばすために、硬く長いポールを使えるように練習に励みたいと思います!一つの高さを跳びポールに慣れれば、また新しい挑戦が始まります。記録の更新目指して頑張ります!」

飽くなき挑戦、応援しています!
ありがとうございました!
 
兵庫県
岸元は100mに出場し、シーズンベストを更新しました。<br>
おめでとうございます!

岸元「ありがとうございます!しかし、今回は走りも問題だらけで、自分では全然納得のいく結果ではなかったと思います。今後ポイントを押さえて、秋までに自分の走りをしっかりとしたものにしていきたいです」

課題点がたくさん見つかったようですね。
これからのシーズン、どのように戦っていきたいですか?

「まずは来週の東北総体、8月の北日本インカレに向けて、スピードを戻し、自分の走りができるようになりたいです!」

まだまだ成長中の岸元から目が離せません!

ダイナミックな走り!(左から4番目)
今年もやってきました、4時間リレー!
 今年も毎年恒例の4時間リレー8月2日(日)福島大学陸上競技場で開催されます!

4時間リレーとはチームで4時間バトンをつなぐリレー大会です。トラック一周400mを走り、次の走者にバトンを繋ぎます。そして、4時間内でどれだけ多く周回できたかを競うチーム対抗戦です。

参加出来る部門は2つあります。一つは毎日運動しているような中学、高校、大学チームはアスリート部門。こちらは毎年、熱い熱戦が繰り広げられています。
そしてもう一つはイベントを楽しみたい、運動はしているけど、ちょっと若くないシニアの方などはFun Run部門です。今年は個人参加も大歓迎です!当日、臨時チームを作って参加することができるようになりました!
走るのが好きな人同士、絆が生まれる大チャンスです!

この各部門で、周回数が多いチームを表彰します。なにが貰えるかは当日のお楽しみ☆
夏の一大イベント、4時間リレーでバトンを繋ぎ、仲間と楽しさ、感動を味わいましょう。そしてみんなで福島大学陸上競技場から福島に元気を全国に発信しましょう!!沢山のご参加お待ちしております!!


詳しいルール、参加申し込み方法は下記ページでご覧ください!

4時間リレーホームページはこちら


去年のスタートの様子
それでは4時間リレーの宣伝ということで、様々な方が参加したくなるような宣伝を2年の石澤にしてもらいましょう!

4時間リレーの良いところや楽しいところを教えて下さい。

石澤「4時間リレーの楽しさは仲間達と4時間走り終えた時に得られる達成感や充実感だと思います。また良さというのは仲間との絆が深まるところだと思います。4時間も一つのバトンを繋ぐという、普通にスポーツをしていては出会えない大変な機会を乗り越えてこそ仲間との絆がより一層深まります。更に、個人参加も出来るということで、今まで全く知らなかった人とも4時間リレーを通して交流の輪が広がるかもしれません!」

走りを通して、今までの仲間との絆が深まり、他の人との交流の輪が広がるといのは4時間も走ったからこそのものですね!
石澤は大学に入る前にも参加したことがあるとお聞きしましたが、その時のお話を聞かせてもらえますか?

「はい、僕は中学、高校の時に何度か参加したことがあります。走っているときは何度もくじけそうになりますが、ゴールで仲間が待っていてくれると思うと自然と力が湧いてきます。また、全く違うチームの人同士でもお互いに応援の声を掛け合っていて、その声援も力になりました。こんな、沢山の応援に助けられ4時間バトンを繋ぎ走りきった先に得られる達成感や充実感は走った人にしか分からないものです!中学や高校で走ったことも今となってはとても良い思いになっています。ぜひ、学生の方々も夏の思い出作り参加してみて下さい!」
編集後記
青春がますます眩しくなる季節が近づいてきましたね。(門脇)

暑くなってきたので体調管理気を付けます。(照内)

みなさん、4時間リレーおまちしてます!(中村)

先日20歳になりました!(堀)

皆さんの頑張りを伝えられるよう頑張ります!(石河)