第659号 2015/02/23
卒論発表会 part2
 人間発達文化学類スポーツ・芸術創造専攻
前回に引き続き、人間発達文化学類スポーツ・芸術創造専攻の卒論発表会を終えた5人の4年生に話を聞きました!また、2月19日(金)には共生システム理工学類の卒論発表会も開かれ、2人の4年生が大学での集大成を発表しました!

題目「長距離走の授業の在り方について〜機能的特性の観点から〜

まず糸原に話を聞きました!
どうしてそのテーマにしたのですか?

糸原「研究室にある教育雑誌を読み漁る中で疑問に思ったことをテーマにしました」

身近なところから研究のきっかけを見つけたのですね!
研究するにあたって、どのようなことに苦労しましたか?

「テーマ決めに一番苦労しました。結論の見通しがつかず焦りましたが、研究していくうちにこたえが浮かんでくることもあるのだと学びました。また、教授や研究生、先輩と話す中で自分の得た情報がまとまっていくことが多く、研究中は人と話すことがとても有効だと感じました」

人と話すことで、自分では気が付かなかったことに気づくことができるのですね。
発表会を終えての感想をお願いします!

「スポーツの特性理解とそれがどう教育と結び付けられるか考えること、目の前の生徒の実態やニーズの把握が教育にとって必要不可欠であると分かりました。これから、生徒の経験や能力の段階、選択制を大切に授業を進めていきたいと思います」


ありがとうございました!

4年間の集大成!

精一杯発表する伊藤!
続いては伊藤です!

題目「アマチュアリズムと女性スポーツウェア

今回の卒論発表の感想をお願いします!

伊藤「卒論作成を通して女性スポーツウェアの歴史、アマチュアリズムの変遷についての知識が増えました。また、それだけではなく、テーマに関わること、オリンピックについてやスポーツのプロ化、日本と外国の違いなどについても知ることができ、考えに幅が広がりが出たような気がします。いろいろな分野とも繋がりがあるということがわかりました」

卒論を通して、新たに知識を得ることが出来たのですね。
何か工夫した点はありますか?

「工夫した点は、活躍した選手の写真を入れて、目で見ても女性スポーツウェアの特徴や今と昔の違いを分かるようにしたところです。東京オリンピックも迫っています!この研究をもとに今後のオリンピックを見るときに参考にしてもらえたら嬉しいです!私自身もこの研究を通して学んだことを今後にしっかり活かしていきたいと思います」

5年後が楽しみですね。
ありがとうございました!
続いて石田に話を聞いてみましょう!

題目「日本における運動部活動のはじまりと発展

研究内容やなぜこのテーマにしたのか教えてください!

石田「研究の動機は日本の中学・高校で、今や当たり前の存在である運動部活動ですが、スポーツとは違った特殊な存在だと思い、それがいつ頃どのようにして作られ、現在にいたるのか興味を持ち、運動部活動の歴史を調べることにしました。運動部活動は、明治後半期に大学で作られ、昭和戦時期に解体されます。しかし、戦後、自発的に行われるスポーツに目がつけられ、特に運動部活動が奨励され、再び盛り上がりました。日本が国際大会に出場するうになると、運動部活動も競技性が高まるようになり、一般の生徒が参加できなくなったり、顧問教師の労働時間が増えたり、顧問としての責任を問われたりという問題がでてきます。そしてこれらの問題は、今も残っています」


今では当たり前となっている運動部活動にも様々な歴史や問題があるようですね。

「そうなんです!この自研究を通して運動部活動がどのようにはじまり現在に至るのか、そして現在運動部活動が抱える問題について理解することができました」

ありがとうございます!

緊張した面持ちの石田
 
堂々と話す齋藤(衿)
続いては齋藤(衿)です!

題目「ハードル走の踏み切り脚に関する研究

研究内容について、詳しく聞かせてください!

齋藤(衿)「私はハードル走の踏み切り脚に関する研究をしました。内容は、400mHのコーナーでは左右どちらの脚を踏み切り脚に使用しているのか、踏み切り脚と身体の利きとの関係を調査・分析しました。調査の結果、利きと踏み切り脚との関係は強いことが分かりましたが、今回の研究では調査対象者・被験者が少なかったため、明確な傾向はみられませんでした」

ハードル選手にとって、とても興味深い研究テーマですね!
卒論発表会を終えての感想を聞かせてください。

「自分の専門としていたハードル走をテーマとしたため、楽しく研究を進めることができました。最も苦労した点は、発表会です。人前に立って自身の研究を発表することはとても緊張しました。たくさんの陸上部の後輩が聴きに来てくれて、嬉しく思うと同時に、頑張ろうと思わせてくれました。ありがとうございました」

お疲れ様でした!

最後は山下です!

題目「陸上競技の短距離走スタートにおける反応時間と筋活動について

卒論のテーマはどのように決めたのですか?

山下「自分自身がスタートが苦手という点から反応時間の速い人、遅い人での筋の活動量に差があるのか、どこの筋が多く使われているのか、また自分がスタートを克服するためにも研究してみたいと思い、テーマを決定しました」

自分の競技力向上も兼ねて研究に取り組んだんですね。
卒論をやってみての感想を教えて下さい!

「研究の結果として、反応時間の速い人の筋活動量が多く、股関節伸展筋である大殿筋、大腿二頭筋・長頭の活動が高まることがわかりました。この結果を自分につなげていけるよう、これからもトレーニングをしていきたいと思います!!」

研究の成果を競技にも行かせると良いですね。
ありがとうございました!
共生システム理工学類産業システム工学専攻
次に共生システム理工学類の金子に話を聞いてみましょう!

題目「液体感覚センサに及ぼす磁場の影響に関する基礎研究

 4年間の集大成、卒論発表会を終えてどうですか?

金子「陸上漬けの4年間でしたが、引退してからの4ヶ月は研究に打ち込みまた違った大学生活を送ることが出来ました。卒業論文は学生として大変忙しいイベントとして有名ですが、4年間陸上部で活動してきた僕にとっては容易い事でした」

陸上部での活動を卒業論文に活かすことができたようですね!
今の心境を教えて下さい。

「これで学生としての活動は終わりと思うと、4年間はあっという間だったなと感じます。在学生の皆には、1日1日を大切に文武両道で陸上も勉強も疎かにせず頑張って欲しいと願います」

金子が言うように1〜3年生はこれかも1日1日を大事にしていきましょう。
これから社会人として頑張ってください。ありがとうございました。
続いては佐藤です!

題目「多変量解析を用いた建物火災の分析

卒論発表会を終えてどういう気持ちですか?

佐藤「ようやく卒論発表を終えることができ、とても嬉しく思う反面、学生生活がもうじき終わることを考えると、悲しい気持ちになります」
達成感はあるようですが、寂しさもあるようです(笑)
これはどんな研究なのですか?

「私の卒論は将来消防士になるということもあり、建物火災について統計解析を用いて研究をしました。研究内容を簡単に説明すると、次年度の建物火災の件数の予測式と、火災が起こりやすい地域の想定について研究しました」

消防士は僕も憧れている職業です。かっこいいですよね。
最後に今後の抱負をお願いします!

「これらの結果を活かして、将来は消防の予防課に就き、市民の安全を守っていきたいと思います!」

立派な消防士になれるように頑張って下さい。
応援しています!!
シーズンに向けての晩御飯
寒い冬もそろそろ終わり、春が近づいてきました!冬季からシーズンに移り変わるこの時期、体を整えていく選手たちはどのような晩御飯を食べているのでしょうか。2人の学生の晩御飯を聞きました!

まず最初は、しっかり者のキャプテン山本(千)です!!
今日の晩御飯はなんですか?

山本(千)「今日の献立は酢豚ならぬ酢鶏とひじき、お豆腐の味噌汁、ご飯です。練習の疲れをとるために、がっつり食べたいと思いお肉のメニューにしました。酢豚の予定が…豚のブロック肉がなかったので鶏胸肉を使って作りました。また、素揚げの時間がもったいないし、油もたくさん吸うので、油を少なめにして揚焼きにしました。ひじきは貧血予防のためです。毎晩牛乳は欠かせません♪」

低カロリーの胸肉でヘルシーな仕上がりですね!!

「普段から自炊はしている方なのでレパートリーはたくさんあります!機会があれば振る舞います(笑)」

様々な工夫が見られる山本(千)の晩御飯でした!!

工夫が光る山本(千)の晩御飯!

貧血対策のされた食事!

こんばんは♪今日の献立はなんですか??

豊澤「今日の夜ご飯はご飯(5分付き)、鶏胸ロール、ほうれん草とワカメの豆腐サラダ、アサリの味噌汁、レバーの甘辛煮です。僕は食べることも大好きですが作るのも好きです!今はシーズンに向けて体重を落とすとともに貧血でもあるのでヘルシーで鉄分の多い食事を心がけています」

突然の訪問に関わらず、とっても豪華な料理ですね。
どんな工夫がなされているのですか?

「鶏胸肉ロールは皮を取ってあり更にレンジで調理しているので油も使っておらずとってもヘルシーです。レバー、あさり、ほうれん草はとても鉄分が多い食材です。レバーの甘辛煮は毎日食べられるように一気に作りおきのしています。ご飯は5分付きにしてあるのですが、白米に比べて栄養価が高いです。鶏胸ロールは電子レンジ、レバーの甘辛煮、ご飯はあらかじめ作ってあったので時間かからずパパっと作ることができました」

なるほど、ご飯の5分付きですか・・・
豊澤の家を訪問して、食事について大変勉強になりました。
ありがとうございました!!
ハッピーバレンタイン♪
 日頃の感謝の気持ちを込めて、女子部員から川本先生へチョコが贈られました。

今年はみんなの愛がこもったROYCE'のチョコレートです♪川本先生に喜んでいただけたので良かったです!

 
2年生からのプレゼント☆
今週の人 編集後記 

石澤薪大→
房田匠実


短距離1年のアイドル?斎藤歩夏から紹介されました石澤蒔大です。今回僕が紹介するのは千葉県出身、次世代の短距離界のエース候補であり、僕のライバルである房田匠実です!房田はどんな事でも信じる素直で明るい良い子です。時折、こちらが不安になる程素直です(笑)そして彼は一年生の中でもトップクラスのかわいさを持っています。そんな彼は写真を撮るときはいつも笑顔にピースサイン、その姿は抜群の写真写りの良さを誇ります(笑)そんな彼も練習やレースになると、とてつもない集中力です。普段のかわいい雰囲気とは違い、どんな相手も倒してやるというオーラで満ち溢れており、彼からはエースの風格が漂っています!今年もそんな彼の走りから目が離せません!!
もうすぐ春ですね(照内)

今年も無事に福島の冬を乗り越えられそうです(松尾)

お布団干したいです(石澤)

春が近づいてきて嬉しいですが、花粉も飛んできてます…(矢走)