第626号 2014/06/30

第65回東北地区大学総合体育大会 陸上競技
6月28 日(土)〜29日(日)に青森県弘前市運動公園陸上競技場にて、第65回東北地区大学総合体育大会陸上競手が行われました。結果は、男子トラック3位・フィールド2位で総合3位、女子はトラック2位で総合3位でした。
2日間に渡り行われたこの大会では、自己ベスト・シーズンベストを更新した学生が多く、今後のシーズン、チームに繋がる戦いができました。
青森の地で躍動!!
〜山下、大瀬、須藤が自己ベストでV!〜
  
地元パワーで自己ベスト更新!!(中央)

山下 100m、200m、4×100mRで3冠達成!


4年の山下は100m/200m(12”01/24”71)2種で自己ベストを更新し、優勝しました。
また、4×100mRでは2走を務め優勝し、3冠を達成しました!

ホームグラウンドでの試合ということで、いつもより尚更気合いが入ったのではないですか?

山下「今回はお世話になった先生方への恩返しの気持ちで走りました!地元の力が後押ししてくれて、100m、200mともに自己ベストを更新することができました!ホームグランドでの自己ベスト更新だったので、とても嬉しいです!」

2つの種目での自己ベスト更新は素晴らしいですね!
今後に向けての抱負をお願いします!

「今後の課題は、100mではスタートからの加速、200mではコーナー抜けからの加速と後半の走りです。また、スタートの反応も改善していきたいです。ここからもう1度積み直し、全日本インカレで勝負するために練習を頑張っていきたいと思います!!」

地元でもらった力で、全日本インカレでも満足のいく走りができるよう頑張ってください!


男子400mH 大瀬、地元V!


地元での試合、気合十分で臨んだ大瀬は、400mHで52”83の自己ベストで見事優勝を果たしました!
4走を務めた4×400mRでも力走し、チームを優勝に導きました!

今回、地元青森での大会でしたが、どういう気持ちで臨みましたか?

大瀬「高校時代の恩師や先輩、後輩たちの前でのレースだったので、絶対に優勝してやるという気持ちで試合に臨みました。たくさんの方々の応援もあり、自己ベストで優勝という最高の形で終えることが出来てとても嬉しかったです」

いろんな方々に成長した姿を見せることができてよかったですね!
シーズン後半に向けて一言お願いします!

「ハードリングが安定せず、まだまだタイムを狙えたことを思うと悔しい気持ちがあります。シーズンが続くので、しっかり改善して、更に良い報告が出来るようにこれからも頑張っていきたいです!」

シーズン後半戦も、大瀬の更なる自己ベスト更新に期待です!
 
地元で表彰台の頂点に!(中央)
 
東北インカレに続き優勝!(中央)

ルーキー須藤、やり投で自己ベスト連発!

今シーズン好調の1年須藤は、やり投で65m42の自己ベストで東北インカレに続き、表彰台の頂点に立ちました!

自己ベストで優勝でしたが、試合を振り返ってどうですか?

須藤「自己ベストで優勝できたことは嬉しいですが、6投中60mを超えたのが1度だけだったので、内容には満足できませんでした。課題の助走を試合中に修正することができなかったことが悔しいです」

須藤にとっては、課題が残る試合だったようですね。
これからどのように改善していこうと考えていますか?

「助走から投げへと上手く力を伝えることができていないので、練習を積んで改善していきたいです。内容は良くないものの、少しずつですが記録は伸びているので、なんとか期限までに全カレの標準を突破したいと思います!」

しっかりと自分を見つめて、より一層内容の良い投擲が出来るといいですね!
自己ベストでチームに勢いを!
〜男子の活躍が光る〜
今大会では、男子の自己ベストが多く見られました!
男子4継ではチームベスト、斎藤(啓)が200m、渡部が100mで自己ベストを更新し、チームに勢いをつけました!!

男子4×100mRは、金子、斎藤(啓)、渡部、房田のオーダーで41”51チームベストを更新し、2位入賞を果たしました!

金子「今回の大会は渡部を入れた初めてのメンバーでの試合でしたが、チームベストで2位になることが出来ました。目標は41秒5を切ることだったので惜しくも届きませんでした。しかし、久々の表彰台に登ることができ、次へのステップとして良い試合になりました」

今後の目標をお願いします!

「僕自身も4年生として、後輩の渡部と房田から刺激を受けた良い機会となりました。同期の斎藤(啓)とも良いバトンを繋ぐことが出来て良かったです。次の北日本インカレでは、今回登ることができなかった表彰台の頂上を狙って、メンバー全員奮起していきたいと思います」

お互いに切磋琢磨し合いながら、頑張っていきましょう!!

チームベストの走り!(手前から4人目)


自己ベストの走り!(右)

斎藤(啓)は200mで21”88自己ベストを更新し、3位入賞を果たしました!

斎藤(啓)「今回、個人種目は200mのみだったので、タイムを狙って走りました。予選、準決勝でコーナー抜けの走りがうまくできました。そこを決勝の走りに繋げることができたので、自己ベストが出せたと思います。この調子でもっとタイムを縮めていきたいです!!」

4年の斎藤(啓)、ラストシーズンに期待ですね!!

渡部は11”10を出して100m の自己ベストを更新し、6位入賞しました!

渡部「ようやく自己ベストが出せて、ホッとしています。天候が良く、風も追っていたので、ある程度は記録にも期待していましたが、思っていた以上のタイムが出ました。久々の公式戦で、予選、準決勝、決勝と3本走れたことも含めて、良い経験になったと思います」

レースを通して感じたことはありますか?

「終盤に力んで競り負けたりと、直すべき点も多いので、しっかり反省して今後に繋げていきたいと思います。まだまだ伸びる余地はあると思うので、ここからまた練習を積み重ね、10秒台を目指します」

目標に向かって一歩ずつ前進していきましょう!
 
まだまだこれから!!(左から2番目)
ルーキーたちの活躍☆
〜齋藤(歩)、高矯(裕)シーズン初の公式戦で入賞〜
1年生の多くはこの大会が初めての公式戦でした。
先輩に負けじと、今まで積んできた練習の成果を発揮しチームに貢献しました!!

初めての公式戦で3種目入賞!!(左から2番目)

齋藤(歩)は4×100mRで1走を務め優勝し、個人種目でも100mで4位、200mで5位に入賞しました!

齋藤(歩)にとって東北総体は初めての公式戦でしたが、どのような気持ちで臨みましたか?

齋藤(歩)「緊張というよりは、今の自分の力を出し切ろうという気持ちで臨みました」

3種目で入賞を果たしましたが、レース内容を振り返ってみてどうですか?

「100mは、スタートダッシュがなかなか決まらず加速がゆっくりになってしまいました。200mは、前半全力を出して走ることができましたが、後半の走りに課題が見つかりました。納得のいくレースはまだできませんが、シーズンベストをどちらでも出すことができ、流れを掴むことができ収穫のあるレースでした。そして、初めて4継のメンバーとして走り、もっと速くならなければいけないと強く感じました。とても緊張しましたが、バトンを繋ぐことができて、本当に良かったです」

いろいろと収穫があったようですね!
これからの齋藤(歩)の成長に期待です☆
 
 
高矯(裕)は男子三段跳で6位に入賞しました!

大学初めての公式戦はどうでしたか?

高矯(裕)「多少の緊張があり、初めは上手く跳ぶことができませんでした。後半になるにつれて徐々に緊張もなくなり、1本1本課題を修正して6本目に記録を伸ばすことができてよかったです」

シーズンベストの跳躍で、大学で初めての入賞ですね!

「自己ベストに迫る跳躍で6位に入賞することができ、最低限のことはできたと思います。今大会で少し自信が持てたので、今年中に自己ベストを更新できるようにしたいと思っています。次の大会では14mを3本あるいは6本揃えられるようにしたいです」

自己ベスト更新を目標にこれからの練習を頑張っていきましょう!

 
高橋(裕)の跳躍!
編集後記
梅雨よ、明けろ〜!(麻央)
地元パワーで頑張れました!!(山下)