第433号  2010/08/09
女子総合優勝!!男子総合第3位!

第61回東北地区大学総合体育大会陸上競技
8月7日(土)〜8日(日)に秋田県営陸上競技場で第61回東北地区大学総合体育大会が行われました。このチームで臨む最後の東北での対抗戦でした。女子は総合優勝(トラックの部・フィールドの部でともに優勝)、男子は総合3位(トラックの部3位)でした。最後の対抗戦に向かったチームの戦いと全カレ標準を狙った戦いをお伝えします!
 炎天下の中暑さに負けない熱戦
〜戸崎が自己ベストで優勝〜

戸崎が400mH優勝!故郷に錦を飾る!

男子400mHで戸崎が53秒74の自己ベスト優勝しました。
優勝おめでとうございます!今回の大会はどのような気持で臨んだのですか?

戸崎「地元の秋田ということで、今までお世話になった方々がたくさんいるので成長した姿を見せたいという思いで臨みました!

前日の400mでは思うように走れなかったようですが、400mHでは何を意識しましたか?

戸崎「400mHでは自分が考えていた通りのレースができたことが自己ベストに繋がったのだと思います」

なるほど、イメージと動きがうまく合ったのですね!
最後に一言お願いします!

戸崎「応援の力、地元の力がとても後押ししてくれました。これからも日々練習を積み重ねて自己ベストを更新したいです」


地元の秋田で躍動した戸崎


炎天下の中強さを見せた吉田(義)

東北インカレに続き10000mV!5000mでも3位入賞!

吉田(義)が10000mで炎天下の中、東北インカレに続き10000mで優勝しました。また吉田(義)は5000mでも3位に入賞し着実に力をつけてきています!
暑い中での長距離種目でしたが振り返っていかがでしたか?
吉田(義)「先月の全日本大学駅伝予選会では暑さに負け、しっかりと走る事が出来ませんでした。今回はそれを課題として気温が高い日でもしっかりと走れるように練習で意識してきました。暑い中でも走れましたがまだまだ課題がありますね」

なるほど課題はまだまだあるということですね。しかし優勝はお見事です!全日本インカレに向けて一言お願いします!

吉田(義)「タイムが悪く、まだまだ力不足だと痛感しました。一日一日の練習を大切にして、これから精進したいと思います」

お疲れ様でした!

福田・女子400mH優勝!女子100mHでも2位

福田は1年生ながら女子400mHで優勝しました!

福田「今回の大会では、100mHと400mHに出場しましたが、今年はまだ両種目とも全カレ出場の記録を切っていないため、それを目標に走りました。しかし、100mHは思うような走りができず、400mHはシーズンベストではありましたが、悔しい思いをしました。ミニ国では自己ベストを出せるように頑張りたいと思います」

と語るように優勝に驕ることなく、努力をする福田に注目しましょう!


見事なハードリングで圧倒的な強さを見せた福田(右)

1枚目:今季絶好調の跳躍を見せた今村
2枚目:力強い跳躍で大学ベストの松橋

今村優勝!松橋も2位!女子走高跳


女子走高跳で今村が優勝、松橋が大学ベストで2位と表彰台上位を取りました。
そこで2人にコメントをもらいました。

今村「全カレに向けてというなかでの大会でした。調子が上がってきたので9月に向けていい結果を出したいと思って臨みました。1m64cmのあと1m70に上げクリアすることが出来ませんでしたが、3本ともいいイメージで跳ぶことができ、全カレにつながる試合になったと思います。これから全カレに向けて全力で頑張ります!」

松橋「1週間前に今村が全日本インカレB標準を突破したので、それが自分にとってすごく刺激になりました。今回は自分もやってやろうと思っていたので、1m61のセカンドベスト(大学ベスト)を出す事が出来てうれしいです。また、ずっと1m60が続いていたのでやっとそこから抜け出せて良かったです。次もがんばります!」

今後も2人で刺激し合って、もっと上を目指して下さい!

男子200m・3000msc手嶋 3位入賞!


男子200mで大内が22秒21の自己ベスト3位、また、男子3000mSCで手嶋も3位とどちらもインカレでの雪辱を果たしました。
大内は初めての対抗戦ということでしたがどんな気持ちで臨みましたか?

大内「初めての、そして今年最後の対校戦ということで決勝に残り、1点でも多く得点を取ることを目標としました。自分の走りをすれば結果が付いてくると信じていたので、自己ベストで入賞できて良かったです


手嶋はトラック種目では最初の決勝種目でしたが何か思うところはありましたか?

手嶋「3000mSCがトラック種目最初の決勝種目だったので、チームに勢いをつけたかったので上位に入りたいと思っていました。レース中は皆の応援がとても力になりました。最後も競り勝つことができたのは応援のおかげだと思います。また福島大らしい走りが出来たと思います。夏のシーズンはまだ続くので走り込みをして秋のシーズンに向けたいと思います」

2人とも初の表彰台でしたね。この大会では2年生の活躍が目立ちました。これからも練習で力をつけチームに勢いを与えてくれることでしょう。


粘りの走りを見せた大内:写真中央



表彰台で満面の笑みの手嶋

長沢貫禄の走り!女子1500m

女子1500mで長沢が貫禄の走りで優勝しました。

長沢「今回の目標は自分の力を出し切り、納得のいくレースをすることでした。途中、ペースダウンしてしまいましたが亀田と競り合うことでしっかり走ることができました。今回気づいた自分の弱さをこの一か月で克服し、全カレにつなげたいです!」



小郷自己ベストで入賞!男子1500m

男子1500mでは小郷が自己ベストの4分01秒78

小郷「3分台を狙って臨んだ決勝でしたが、達成することが出来ませんでした。しかし1年ぶりに自己ベストを出す事が出来た事と、チームに今まで以上に得点を加えることができてよかったです。秋のシーズンまでには今回課題として感じている部分を改善します。夏も仲間と一緒に汗を流して頑張ります」

遠い国立競技場
〜全カレに惜しくも届かず〜

男子4×100mRは41秒30でこの大会3連覇を果たしましたが、全カレ標準を目指したメンバーは悔しさを滲ませていました。

2走を走った中島(俊)と3走を走った松岡は、

中島(俊)「全カレ標準を切る最後のチャンスでした。4人とも今までやってきたこと、今ある力を全て出し切ることができましたが、標準を切ることが出来ませんでした。悔しい気持ちと同時に、まだまだ力不足だと痛感しました」

松岡「全カレ標準を狙っていたのでタイムは本当に悔しいです。まだ力が足りなかったのかなと思います。このメンバーで3連覇出来たことは最低限良かったです」

と悔しさを滲ませていました。そして、まだまだ力が足りないと感じていたようです。

抜群のスタートで飛び出す神谷


スタートから果敢に攻めた一関(右)
前から3番目金森

男子800mでは一関が果敢に先頭を走り、全カレ標準を目指したのですが、及びませんでした。


一関「標準を狙って臨んだのですが、標準を切ることはできませんでした。とても悔しいです。あとは大きな大会はミニ国体しかないので、そこで全てを出し切ってきます」

全カレ標準を切るためには最後のチャンスだっただけに悔しさが伝わってきます!!ミニ国では完全燃焼できることを期待しましょう!

チームとしては最後の対抗戦だったんですが、どうでしたか?

一関「チーム全員が出場する最後の対校戦だったので、今までの大会で1番良い雰囲気で終えることが出来たのが良かったです」

暑い中お疲れ様でした!

女子1500mでは5000mで全カレに出場を決めている亀田が、1500mでも全カレを狙いました。しかし、

亀田「全カレの標準記録を目指しての出場だったので、気持ちの面でも『やるぞ!』という気持ちで試合に臨みました。試合では残念ながら目標にはほど遠く及びませんでした。これから自分に足りない部分を見直し、夏の練習に取り組んでいきます。全カレは長い距離での挑戦なので、あと1ヶ月しっかりと練習を積んで本番までの日々を過ごしていこうと思います」

とコメントをくれました。

長沢に食らいつく亀田

2位に入賞した土屋

男子100mでは先日の試合で自己ベストを更新した好調の土屋が、勢いをそのままに試合に臨みました。

土屋「今回は、チーム対校戦だったこともあり、順位はもちろん意識しましたが、その上で、標準記録を切ることが目標でもありました。今大会の決勝は、失敗した部分がスタートにあったことが明白だったことに加えて、僅差での2位だったので余計に悔しい思いをしました。試合を終えた今、得たものは大きいと考えて次の試合に生かしたいと思います」


と伸びしろがまだまだあると語ってくれました。
初めての対抗戦
〜1年生が大学での試合に臨みました〜

初めての対抗戦に臨んだ1年生の鈴木と西ノ明にコメントをもらいました。
鈴木のコメント
「今回、大学に入学して初めて対抗戦に参加しました。チームのために上位入賞し、出来るだけ高い点数を取りたいという思いで臨みました。本番では上位に入賞することが出来ましたが、タイムは納得できず、課題がたくさん見つかったので、今後の練習に活かしていきたいと思います。また、皆さんの応援がとても力になり、嬉しかったです」

西ノ明のコメント
「今回、初めて対抗戦に出場させていただいたのですが、結果を残す事が出来ませんでした。頂いたチャンスを生かすことが出来なかったのは、単なる力不足と調整不足だと思います。皆さんの応援はとても嬉しかったです。結果で皆さんに応えることができるようにこれからも練習を頑張っていきたいです」


今後まだまだ成長してくれるであろう1年生の活躍に注目してください!
お知らせ 編集後記

次週は大学が夏季休業(8月13日金〜17日水)に入るため、月曜日8月16日に「週刊福陸」を更新することができません。楽しみにしてくださっていた方々、申し訳ありません。
次週は8月18日水曜日に更新したいと思います!
よろしくお願いします。

夏休みに突入する前に皆で大掃除!
一生懸命に磨いています!
なかじま

学生最後の、そして、人生で最後の夏休みです。なので今しか出来ないことをしようと思います!!みんなは何をして過ごすんだろう?

かねもり

秋田は米がうまいです!日本はどこにいってもおいしいものばかりですね!夏休みはそんな日本を旅してみたいです!

たけや

秋田は暑かったですね!実家の青森も暑いんでしょうか…夏休みは充実したものにしたいです!