第265号  2007/06/12

第76回日本学生陸上競技対校選手権大会 女子総合初優勝!!
引き続き、2日目の競技の様子をお伝えします。
2日目
女子総合優勝へ向けての大きな流れ!!
〜混成競技2日目、4×100mR見事8連覇の偉業達成〜
6月9日(土)、大会2日目となるこの日は翌日の決勝に繋がる予選種目が多数行われ、女子総合優勝に向けての大きな流れが作られた日といえます。女子100mの決勝に、残念ながら誰一人残れなかったという辛い場面もありましたが、女子4X100mRの決勝では福島大学が見事8連覇を達成!松田と中村が個人種目の悔しさをぶつけました。感動的な素晴らしい場面が沢山ありました!!
そして1日目よりも更に洗練された、応援部隊による「F」の文字にも注目です!!
最初の種目は、男子の混成110mHです。
小川の持つ110mHのベストには届きませんでしたが福島大学陸上競技部の副主将として、全国の舞台で猛者たちを相手に堂々としたハードリングを見せてくれました。

小川 17.10【614点】

続いて行われた女子200mの予選には、松田、丹野、中村の3人が出場しました。変わりやすい風の中でしたが、それぞれが準決勝へ繋がる走りをしました。
写真は松田です。(2レーン)

予選から快調な走りを見せた丹野。
次のラウンドでの好記録を期待させるレースでした。
 松田  25.09(-2.5)
 丹野  23.95 (±0.0)
中村  24.43(+0.7)

ラストの直線。行け小原!!
小原  21.77(±0.0)
男子200m予選です。小原が出場しました。この全日本インカレに出場することを大きな目標の一つとして日々練習してきました。
レースを終えた小原は「上位との力の差を感じましたが、自分の今持てる力を全部出し切った非常に楽しいレースでした。悔しさはありますが悔いは全く残っていません。サポートしてくださった先輩方や後輩達に、心から感謝したいと思います」と話しています。全日本インカレの舞台で、小原らしいレースを見せてくれたと思います。

6レーン:金田一
女子400mHの予選です。青木と金田一が出場しました。
金田一は東北インカレに引き続き、予選から自己ベストを大幅に上回る記録を出す、軽快な走りを見せました!
金田一  58.52

4レーン:青木
この種目の大会記録保持者である青木は、安定した走りで決勝につながる走りをしました。

青木  58.91

女子三段跳 笹原
女子三段跳びには、笹原が出場しました。助走では、持ち前のスピード感を発揮していました。三本の跳躍を終え、翌日の走幅跳への気持ちが高まります。
笹原  11m66(+0.3)

男子混成棒高跳
フィールドでは同じ時間、混成の棒高跳が行われました。仲間の沢山の声援を受けて、力のこもった跳躍をしました。

小川  4m30 【702点】

女子800m予選
800mの予選には、荒川と久保が出場しました。
写真は荒川(左から2番目)
荒川  2:15.09

冷静なレース運びをした久保(左)
この日の夕方行われた準決勝に、コマを進めました。

久保   2:11.55
続いて、皆が注目するこの種目。女子4×400mRの予選です!金田一、渡辺(な)、武藤、青木のオーダーで、危なげなく予選を通過しました。
予選で3走を務めた一年生の武藤は「いい雰囲気の中走れた事がすごく嬉しかったし、楽しいと思える走りができました。暑い中や雨の中、一日中一生懸命応援してくださった皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」と話しています。武藤からは、沢山の人への感謝の気持ち、そしてもっと強くなりたいという強い気持ちを感じました。

翌日の決勝の様子は、明日の福陸で詳しくお伝えします。お楽しみに!!

        4×400mR   3:44.66

2走の渡辺(な)から3走の武藤へのバトンパス。
一年生の活躍が多く見られた今大会。翌日の決勝へ向けて、気持ちとバトンをしっかり繋ぎました。

男子混成やり投
混成競技は残り2種目となりました。皆の応援を後押しに、力強い投げを見せてくれました。

小川  47m60  【553点】

女子800m準決勝
久保は準決勝でも安定した走りをし、翌日の決勝へ勝ち進みました。
決勝の様子は、明日の福陸で詳しくお伝えします!
久保  2:10.32

最終種目の1500m。
小川  4:38.60  【689点】
男子混成1500mがスタートしました。競技場の照明が灯り、いよいよ2日間にわたって行われた混成競技も最後の種目となりました。今までの頑張りを見てきたからこそ、チームの皆の応援にも自然に力がこもります。10種目の競技を終えて小川は「2日間朝早くから夜遅くまで応援してくださった皆さん、ありがとうございました。」と語ってくれました。
結果は満足のいくものではなかったけれど、大切なことを学んだといいます。「東北で少しいい結果を出したくらいでは全国では通用しないことを、これから全国の舞台に上っていく後輩達には忘れて欲しくないと思います。」この言葉はとても重みがありました。小川の2日間の頑張りは、チームのみんなに沢山力を与えてくれました。お疲れ様でした!!

小川   男子混成十種競技 総合得点【6271点】

これからも福島大学は、男女共に精神面でも身体面でも強いチームを目指します!

見て下さい!この洗練された「F」!昨日よりも今日!座席配置を考え、日に日に美しくなっていく「F」です。
これから始まる女子4×100mRの決勝に応援部隊も気合が入っています!「Fight〜!」

いよいよ大注目の女子4×100mR決勝です!紺野、丹野、松田、中村のオーダーで出場しました。
写真はアンカーの中村です。ローズのユニホームが、一番にゴールを駆け抜けました!

また新たな歴史を刻みました。
見事8連覇を達成した4×100mRの1走、紺野は「8連覇がかかっていたので緊張もしましたが、チームの皆さんの応援が全て大きなパワーとなりました。」とチームメイトの声援を後押しに、今持っている力を最大限に発揮できたようでした。リレーメンバーになってからずっと、ウエイトルームに飾ってある優勝のパネルの写真を見て、「ここに自分も!!」という気持ちで日々の練習を積み重ねてきたという紺野は、目標を達成できた喜びと共に「福島大学4×100mRの更なるパワーアップに向けて、誰よりも速いスタートがきれるようにこれからも頑張ります!」と強い意気込みを語ってくれました。


         4×100mR   優勝   45.59

川本監督と4X100mRのメンバー。松田と丹野の笑顔が素敵ですね☆
有終の美で2日目を締めくくりました。紺野と中村は来年も9連覇を目指します。
8連覇おめでとう!!
編集後記 明日の予告
今回は全カレ特集ということで、ホームページも今までにない取り組みをしてみました。緊張感や喜びが、沢山伝わればな、と思います!さて、平元は今週はどんな夢を見たのでしょうか♪(荒川)

今週は…、残念ながら夢を見ていません。しかし、全カレでの選手の活躍や、応援の団結など素晴らしいものを沢山見ることが出来ました!皆さんお疲れ様でした!さて、教育実習に行っている上村さんはどんな夢を見たのでしょうか♪(平元)

全日本インカレ第3日目最終日!!

注目の4×400mRの結果は…!!
そして総合は…!!

 お楽しみに〜