第79号  2003/10/13
<試合速報>
日本選手権リレーで4年連続2冠!!
-Part1-  群馬リレーカーニバル・日本選手権リレー
群馬RC・日本選手権リレー/群馬・敷島 (10/11-12)

荒井が2位に入る大健闘!!

 10月11日・12日に東北学生種目別選手権と同時に、群馬で群馬RC・日本選手権リレーが開催された。
 日本選手権リレーは女子4継とマイルにおいて日本学生記録の樹立はならなかったものの、4継は
久保倉、栗本、長島、渡辺真のオーダーで臨み、46.08で制した。マイルも久保倉、竹内、坂水、木田のオーダーで臨み、3.38.60で4年連続2冠を達成した。同時開催の群馬RCでも荒井が6787点で2位に入る大健闘を見せた。
 ●荒井のコメント
 「6787点で2位でした。 目標としていた点はとれませんでしたが、初日6位から、最後の1500mまで力を出し切ることができました。 悔しいですが、楽しかったです。」
 ●竹内(4×400mR・2走)のコメント
 「今回のテーマは『自分をブチ破れ!』でした。日本記録の更新はなりませんでした。学生最後のリレーだったせいか、何か込み上げるものがありました。木田!坂水!久保倉!みんなありがとう!!」
 ●久保倉(4×100mR、4×400mR・共に1走、400mH・58.39・3位)のコメント
 「4継は無事に優勝できて一安心しましたがマイルで記録がでなかったので残念です。最低でも学生記録は更新しようというのが目標だったのですが・・・。1から出直します。」
 ●木田(4×400mR・4走、200m・24.75・2位)のコメント
 「みんなの応援が聞こえて、頑張ったのですが、あと一歩というところで・・・。『今回こそ!』とみんなで臨んだのですが来年に持ち越しです。個人であと2試合残ってるので、こっちでガツンといきたいと思います!!」
-Part2-  東北学生陸上競技選手権
東北学生陸上競技選手権/宮城・女川 (10/11-12)

●1日目ダイジェスト

女子短距離、層の厚さを見せつける
100mで表彰台独占!!4継も制覇!

 今回の大会は群馬で行われている日本選手権リレー、群馬リレーカーニバルと日程が重なったため学生記録を持つメンバーはこの大会には出場せず、群馬の試合に出場していた。その中で女子100mに出場した熊谷・塩澤・風ヶ端の3人が100mで表彰台を独占。また4継も制した。
 一方男子のほうは幅跳びで菅原が優勝し、足立が400mで、渡辺智が10000mで大幅に自己新を更新するなど、成果のあった試合であった。

  層の厚さを見せつけ表彰台を独占した女子100m。
 左から塩澤、熊谷、風ヶ端。さらに池内も入った4×100mRも制覇した。
 

石橋高校の先輩・後輩対決となった男子200m準決勝。
右端が先輩である鯨。左から2人目が後輩の谷田貝。
●2日目ダイジェスト

男女マイル、アベック優勝!
畑が走幅跳を大会新で制す!

 朝からあいにくの雨となった2日目であったが、そんな曇り空を吹き飛ばすような熱戦が繰り広げられた。
 個人種目では男子800mでは佐藤広が実力を見せつけ優勝。沼田と足立が2位と5位で続き、400mHでは藤原敬が自己新で2位、小原が200mで2位に入る健闘を見せた。一方女子のほうは走幅跳で畑が大会新で優勝。400mHで高橋麻と山内がワンツー、800mでは菊地が優勝した。
 リレーの方は男女マイルの決勝が行われ、男子は藤原、天海、沼田、佐藤広のオーダーで優勝し、女子の方も鈴木麻、塩澤、山内、高橋麻のオーダーで優勝した。
<各種目優勝者・自己新樹立者のコメント>
男子800m。佐藤広(右端)、沼田(右から2人目)がワンツー。
足立(左から2人目)が5位に入る。
 ●菅原(男子走幅跳優勝)のコメント
 「素直にうれしかったです!高校以来の7m越えで、しかも初めて優勝することができ、何かこみあげてくるものがありました。最後の最後で結果を残せてホッとした部分もありますが、もっと早くに出したかったというのが正直な気持ちです。
 それはそれとして、今回このような結果を残せたのは一緒に練習をしてきた仲間の支えや当日踏切など見てくれた後輩の協力があったからであって、自分一人の力だけではありません。本当にありがとうございました。」
 ●佐藤広(男子800m優勝、4×400mR・4走)のコメント
 「今回は先週のようなことをしないようにと試合に臨んだ。結果は三種目とも納得のいくものではなかった。二週続けて狙った試合で結果を出せなかったわけなので非常に情けなく思う。もう少し試合があるのでびしっと走りたい。」 
 ●天海(男子4×400mR・2走)のコメント
 「マイルは男女ともに1位になり、主任としての責任は果たせてホッとしています!ただ男子のタイムにはちょっと満足できません。もう少しいけたのではという感があります。それなので、マイルメンバーを中心に400ブロック全員がレベルアップし、来年は全カレ標準を第一関門として大幅にタイムを短縮することを今後の目標にしたいと思います。応援、本当にありがとうございました!!」

来シーズンにつながる試合になりました。
試合に出場した皆様、お疲れ様でした。
 ●藤原敬(男子4×400mR・1走、400mH・52.40は自己新)のコメント
 「今回は自分で考えたレース展開に近い形で走ることができました。結果として自己新も出て最後を締めることができたことと、3連戦の1試合ずつタイムが良くなっていったことは冬期練や来シーズンにつながると思います。これで4年生全員と戦う試合は最後で寂しい想いはしますが、4年生が安心して任せられるチームを作っていきたいです。」
 ●畑(女子走幅跳、大会新で優勝)のコメント
 「今回走幅跳に出場しまして、5m90でした。自己ベスト更新できず悔いを残してしまいました。冬期は練習をつんで、ベストを大幅に更新できるような大きな跳躍をできる力をつけたいと思います!」
 ●鈴木麻(女子4×400mR・1走、400m2位)のコメント
 「女子400mに出場しまして、59.23で2位でした。自己ベストを目標にしていましたが、全然およびませんでした。でも走りは大学でのレースでは一番良かったです。ただ、ラストに課題が残ったのでこの反省を来シーズンのレースに生かしたいです。女子4×400mに出場しまして、1位でした。ラップは思ったように出ませんでしたが、応援のおかげで、リラックスしてスタートにつけました。冬期練でもっと力をつけて安心してマイルメンバーを任せてもらえるよう頑張りたいです。今期、こういう形で終われて良かったです。 」