卒部式のひと言 2019年3月卒部

坂本 光
 まず初めに川本先生、二瓶先生4年間ありがとうございました。迷惑をかけることが多かったと思いますが、4年間色々学ばせていただいたおかげで、就活に生かすことができました。僕は、後輩のみなさんに向けて簡潔に3点話したいと思います。
まず、1点目は競技の話です。僕は4年間思うような結果を残せませんでした。そこから言いたいことは、結果を残せている人を参考にして反面教師にしてほしいです。そして、いい結果を出して卒業してほしいです。
 2点目は、いろいろなことに挑戦ということです。僕の入学当初は、話せなくて女子と目を合わせることもできませんでした。やるべきことをやっていく中で、話さなければいけない場面は当然出てきます。そういった場面を通して、意外と話せる自分に気づくことができました。何か仕事があった時に、ちょっとやってみようかなと思ってやってみると可能性が広がると思うので、積極的に挑戦してほしいです。
 3つ目は仲間を大切にしてほしいです。4年間辛いことも多かったのですが、なぜ続けられたかを考えた時に先輩と後輩に恵まれていたから続けてこれたと思います。競技面が上手くいかない時でも練習することは楽しかったし、ご飯に行くことも楽しかったです。仲間がいないと頑張れないことを痛感しました。仲間がいる分、吸収できることも多いと思います。交流を深めて切磋琢磨していってください。

吉田菜穂
  まず始めに、川本先生、二瓶先生、4年間ありがとうございました。先生方から声をかけていただけなかったらこんなに楽しいと思える陸上はできなかったと思います。女子キャプテンになるまで人前で話したり、何かをやってみようとは思えませんでしたが、キャプテンになったことで色々なチャンスをもらいました。この4年間で教わったことを活かして、世のため人のために頑張っていきたいです。
4年間を振り返り、1年から3年は、上がったり下がったり、つまずいたりしたこともありました。最も後悔したことは、国公立陸上のときです。そのとき、自分は大学ベストを更新することができ、良かったと思いましたが、チームとしては2点差で1位にはなれず、みんなは陸上を心から楽しむことができたのかということを考え後悔しました。しかし、振り返っても何にもならないと思い、素直になること、こういうこともあると受け入れることが大切だと思うようになりました。私の学年は多くの人が辞めてしまいましたが、その事実を受け止め、残った人で頑張ることができました。みんなで楽しく陸上競技に取り組むことができ、充実した幸せな4年間でした。ありがとうございました。


安部 美南
 まず、このような会を私達のために設けていただきありがとうございます。そして、川本先生、二瓶先生、ここにはいらっしゃいませんが真希子さん、4年間本当にありがとうございます。
私は主務としてとても得ることが多かったと思います。それをこれから社会に出て活かしていきたいと思います。
 私は気が強く、大雑把で後輩たちにはたくさん迷惑をかけたけど、とても充実していたと思います。しかし、もう少し早く気付けば良かったと思うことが2つあります。
 1つ目は、練習中の気持ちを大切にするということです。私は2年生の時に怪我をしてから気持ちが切れてしまい、勝つという意識が薄くなってどうしたら競技力が上がるかということを考えずにマイナスなことばかり考えていました。それだと上にはいけないと思います。練習中に絶対上に行くぞという気持ちを持つことが大切です。
 2つ目は、経験を知識に変えるということです。私は主務としての活動と理工としての活動の2つがありとても大変でしたが、どうせやるならめんどくさいと思わず、自分の力になるようにしていけばいいと私は思います。また、世の中には便利なものがたくさんあります。それらを使ってもっと効率よく楽に物事を行いましょう。
 春からはセイコーシステムというスポーツ系の企業に就職します。陰ながら応援しています。本当に楽しい4年間でした。ありがとうございました。


安藤 圭祐
 まず初めに、川本先生、二瓶先生これまでご指導いただきありがとうございました。
 僕が皆さんに伝えたいことは、諦めないということです。4年間を振り返ってみると、なかなかベストが出ない4年でした。何やってるんだ。何をしに来たんだ。と自分を責めたり、なんで陸上続けているんだろう。と悩んだりしたこともありました。僕もみんなも人間ですから、それぞれに感情があって、時には悲しくなることもあります。けれども、みんなは悲しい気持ちで心が折れないようにしてほしいです。僕は怪我することも多かったですが、諦めず努力を続けたことで成長することができましたし、自信にもなりました。みんな目指している目標があって、勝つための練習、努力を続けていると思います。妥協せずに取り組んでください。4年間ありがとうございました。

遠藤 風太
 僕が話したいことは3つあります。
 1つ目は、僕が尊敬するキャプテンについてです。現在TCに所属している鈴木真悟さんは、僕の憧れのキャプテンでした。当時キャプテンだったとはいえ、普通だったら自分のことで手がいっぱいになる場面でも、チーム全体のことを常に考えており、とても信頼できる先輩でした。僕は、そんな先輩になりたいと思っていました。
 2つ目は、僕自身の4年間についてです。まず生活面では怪我や体調管理に対する意識の甘さが目立ってしまったと感じています。そして競技面ではブロック長として皆を引っ張ることは出来ませんでした。それでも僕についてきてくれた後輩たちには、とても感謝しています。また主務になり、不安はありましたが、学んだこともたくさんありました。主務の仕事は大変なことがたくさんありましたが、皆のためと思うと、悔いはありませんでした。しかし主務としての力不足があったことは悔しかったです。
 3つ目は僕たちの代についてです。僕たちの代は失敗が多く、初めは16人いましたが最終的に9人に減ってしまったという状況が1番の弱さだと思っています。1人でも欠けると、今までのチームとは別のチームになってしまいます。今できることは今のうちに行動してほしいです。その行動がチーム力に繋がります。みんなのこれからの活躍を応援しています。


大関 佳
 まず始めに、川本先生、二瓶先生、4年間大変お世話になりました。推薦でもなくスポ科でもなく、長距離の女子で名前を覚えられないんじゃないかと思っていましたが、競技面や生活面でいろいろお世話になりました。また、今日はこのような会を開いていただきありがとうございます。
なにも考えてないように思われている私のドジな部分やボケを笑って受け入れてくれてありがとうございました。4年生になったとき卒部式でどんな話をするのだろうと思っていました。実現できた、成し遂げたといえる競技成績が良かったのですが、正直4年目はボロボロでした。
 4年生の代はスポ科の教員志望がいない特殊な代でした。私は高校の顧問に憧れ大学進学をし教員を目指すことを決めました。競技の中で、先生や後輩と関わり、ももりんや研究室、バイトで外部の方々と関わり、いろんな人に関わっていく中で様々なことを言葉で伝えます。人に伝えるときに使う言葉の扱い方にかなり悩みました。自分の思っていることや意味を相手に100%伝えることがとても難しく感じました。言葉1つとっても、時には相手を傷つけ、綺麗ではない結果をなどを綺麗にしてしまうことができます。そういった言葉で伝えることの大切さを学びました。
 高校では北信越大会が目標でした。大学に入ったときに心から全カレで入賞したいと思うことができました。チームの環境や雰囲気がそうさせてくれたんだと思います。競技では後輩に良い姿を見せれませんでしたが、これからは「大関さんみたいになりたい」と思われるような姿を見せたいです。「疲れているな」より「大変そうだけどがんばっているな」と思われるように駆け抜けて行きたいです。
 4月から茨城県結城市の高校で教員になります。思い通りにならないこともあるけれど今の人生をがんばります。みんなはあたり前に頑張れる人だと思うので陰ながら応援しています。ありがとうございました。


中山 雄介
 川本先生、二瓶先生、真希子さん、至らないところはありましたが、4年間ご指導ありがとうございました。
 4年間で感じたことを2つ言いたいと思います。1つ目は、大学の4年間は短いということです。僕は入学当初、高校ではインターハイに出場したという自信があったため、自分の考えだけで陸上をしたいという無駄な意地を張っていました。そのため、大学ではマイルを走らせてもらう機会はあっても、個人では高校の時よりもタイムが遅いことがあり「なにしてるんだろう」と思うことが多くありました。どうすればいいのかを考えた時、自分よりも速い人は何をしているのかと周りを見て、真希子さんのお話をもう1度振り返り、自分の足りないところを練習の中で実現していきました。その時に初めて、自分の中で少しではありますが納得のいく結果を残すことができました。4年間という限られた時間の中で、自分の考えだけで陸上をするのではなく、周りの方からの意見を取り入れて陸上をしてほしいと思います。
 2つ目です。僕たちの学年は入部当初は16人いましたが、今は9人になってしまいました。なぜこんなにも減ってしまったのかを考えた時に、1年生の時はみんなが仲が良く、頻繁に遊んだりしていましたが、学年が上がるにつれ、そういったことが少なくなったことが原因だと思います。ダメなところを指摘しあったり、真希子さんにも言われましたが、殴り合うくらいに話し合う、それくらいのことができていれば、辞めてしまう人は少なかったと思います。様々なことがあるとは思いますが、4年間を共に過ごす仲間を大切にすることは大切にしてほしいです。それぞれの良いところ、悪いところ含めて、支え合うことが大事だと思います。4年間、チームに迷惑をかけてしまうことがあったが、みんなのおかげで、ここまでやってくることができました。ありがとうございました。
 最後になりますが、僕は春から、秋田県で働きます。これからのみんなの活躍に期待しています。秋田から応援しています。本日はありがとうございました。


夏井 大介
 川本先生、二瓶先生、真希子さん4年間ご指導ありがとうございました。
 僕は中高と叱られることなく過ごしてきました。大学に入り、先生方の時には厳しい指導のもと成長することが出来ました。
 僕はこの4年間の大学生活を通して後輩達に伝えたい事が3つあります。
 1つ目は、色んな経験をして欲しいという事です。皆さんの生活は陸上競技が中心だと思いますが、大学ではそれ以外の自分がやりたい事をすることも出来ます。自分のやりたいことをして、色んな経験をし、色んな人と出会ってください。僕は4年間法律の勉強をしてきました。その中で、自分達が過ごしやすいように法律をつくることが出来ると思いました。ですが、過ごしやすい環境は成長することが出来ません。是非、いろんな経験をして自分を成長させてください。
 2つ目は、1つ目と重なる所があるのですが、色んな人と出会うという事です。誰かに教えて頂く機会は今後減ってきます。なので、色んな人と出会い、その人達から話を聞いて様々な経験をしてください。
 つ目は、誰かと一緒に練習をする陸上は楽しいということです。公務員の勉強をしていたので、皆んなと練習する事が出来ず、1人で練習することが多くなる時期がありました。1人でする練習は楽しくなく、とても暇でした。笑 ですが、たまに皆んなと一緒にする練習はとても楽しく走る事を純粋に楽しむ事が出来ました。一緒に走ってくれた人にとても感謝しています。ありがとうございました。
 最後になりますが、僕達のためにこのような会を開いていただきありがとうございました。4年間お世話になりました。


藤田 剛志
 まず始めに川本先生4年間ありがとうございました。
 僕は4年間で陸上だけでなく人としても成長できました。後輩のみなさんには、1つだけ伝えたいことがあります。それは、「後悔のないように生きる」ということです。例えば、怪我をした時にネガティブに捉えるのか、弱点を鍛えることができるなどポジティブに捉えるのか、常に「考える」という意識を身につけることが大切だと思います。自分の人生に後悔がないように、考える意識を身につけてください。ありがとうございました。